ネット犯罪と戦う「サンダーバード」

インターネット上では、毎日のようにネット犯罪のニュースが絶えない。これに対し、逆に被害を受けたサーバーを密かにハッキングしてトラブルを解決する謎の集団、「サンダーバード」が話題になっている。「サンダーバード」は1960年代の人気テレビシリーズで、資産家のトレーシー一家が秘密基地に改築した無人島から、最新テクノロジーを組み込んだ5機の秘密兵器を発進させて、世界中で巻き起こる犯罪や大事故から人々を救助する物語だ。ネット世界のサンダーバードも正体は不明だが、某大手IT企業創始者が私財をはたいて世界中から集めたエキスパート集団という噂もある。

匿名でネット犯罪と戦う「義賊」は、サンダーバードだけではない。最近密かに話題を呼んでいるのが、ネット犯罪者のサーバーを襲って攻撃する「バットマン&ロビン」である。これはアメコミや映画ではなく、1970年代にニューヨーク市警察で活躍した実在の警察官、通称「スーパーコップ」の二人組にちなんだもの。二人はポリスアカデミー卒業直後から、交通整理や書類仕事を嫌って少々強引な潜入捜査やガサ入れを行い、数百件もの銃の押収や麻薬取引の摘発を成し遂げた。犯罪者からも「バットマンとロビン」の渾名で恐れられ、またリスペクトもされたという。

サンダーバードもスーパーコップも、ネットがなかった時代に生まれたもの。正義の形はいつの時代も変わらないらしい。

※4月1日はエイプリルフール

肩こりとアキンボ

最近よく肩が凝る。本来は肩の凝らない体質だったので、けっこうつらい。昔、合気道に通っていたとき、師範から肩の関節技をかけられたことがあったが、相当力が入っても、全く痛くなかった。師範は「まれにこういう体質の人がいて、かかったフリをして油断させるので気をつけるように」と言い、私もいざというときはそれでいこうと思っていた。が、良いことばかりではなく、野球の遠投やスピードボールがうまく投げられなかった。多分肩が凝らないのも関係していたのだろう。

が、そんなささやかな長所も寄る年波には勝てず、凝るようになったのだが、慣れてない分辛い。原因を検索すると、加齢、運動不足、冷え、悪い姿勢、ショルダーバッグ、PCなど目の使いすぎなど、全部当てはまる。とりわけぶら下がった腕の重みが肩にかかり続けるのが悪いらしく、長時間立ってるだけで凝ってくる。いろいろな姿勢をとったり、ヨガの動画を試したりしたが、英語でアキンボと呼ばれるポーズだと長時間立っていても楽なことに気がついた。

両手を腰骨にあて左右に肘を張り、肩にかかる腕の重みをささえて、下から押し上げる。威張ってるように見えるので、日本人はあまりやらないポーズだが、背に腹は替えられない。とっつきづらく見られるかも知れないが、これを機に偏屈爺いキャラでいこうかな。

名曲世界遺産

当サイトではパブリック・ドメインの名曲を紹介しているが、いまだに音楽の権利関係がよく分からない。昔は作曲者の死後20年程度ではなかったかと思うが、現在はTPP締結によって70年まで延長されたという。こうなるとどの曲がパブリック・ドメインなのか、プロ演奏家でもわからないだろう。例えば、アーチストがステージで予定にない曲を演奏したくなったら、まず弁護士に問い合わせろということだろうか?そして、そもそも作曲者はそんな状態を納得できるのだろうか?

音楽家は世事に疎い人も多いから、周囲のものが権利を守らなければならないというのはわかる。でも、死後までというのはどうなんだろう。自分の曲が一切の制約なく人々に親しまれてほしいとは思わないのだろうか。一世を風靡してひと財産稼いだなら、子孫は築いた資産を受け継いで運用すればいいだろうし、それほどでもない曲ならそもそも大した金額は産まない。子孫や権利の購入者まで引き継がなくてもいいのではないだろうか。長い保護期間の間に忘れ去られてしまえば、あたら名曲を抹殺してしまうことになる。

そこで「名曲世界遺産」という制度を考えた。一定以上ヒットした曲は、権利者が望めば「名曲世界遺産」として登録され、同時に権利が消失するのだ。もちろんアテが外れる人も出てくるだろうし、逆にファン団体から登録するように圧力がかかるかもしれない。が、そんなひと騒動こそ作曲者冥利というもの。世界中いたるところで、感謝とリスペクトを込めて曲が演奏されるというような光景を、当人が生存中にみることができるかもしれない。そして、バブル超えの株価に湧く日本企業が、なんとあのビートルズの名曲を買い取り、世界遺産として解放してしまってもいいのだ。

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