チャーリー・パーカー(1920 – 1955)の作品。昨年はコロナで明け暮れ、人と会えない、外出も自粛という中で、いろいろなことに気が回らなかった。後になってからいろいろ気がついたが、チャーリー・パーカーの生誕100周年だったこともそのひとつだ。モダンジャズの父とも言えるジャズマンだが、この歳になると、彼の35歳という生涯がいかに短いか、痛切に感じる。自分に置き換えてみれば、35歳ではまだまだしょうもない大人だった。生誕100周年と言えば、現在、生きていたとしても不思議ではないだけに、生きていてくれたら、その後のモダンジャズがどう変わったかと思わざるを得ない。