李子柒 / 粽子(ちまき)

今回の李子柒は粽子。2回立て続けにアップされていた。

豚肉と塩漬けの卵嚢を竹の皮で包んだ粽子は、昔は日本では見かけなかったが、今では中華料理店や冷凍食品でおなじみ。好きな人も多いが、手作りとなると、動画のようにけっこう手間や時間がかかる。何も入れずに黒蜜で食べるものもあり、こちらは日本の端午の節句に飾るちまきや九州の「あくまき」と似ている。
途中で日食のシーンがあったが、中国や台湾では6月21日に、皆既日食が見られたらしい。日本では部分日食だったが、完全に影に隠れた太陽の周りにはコロナが…。(この話題はもういいや)

こちらは2日後にアップされていた、同じく粽の動画。端午の節句の伝統食の紹介らしい。よもぎと菖蒲の葉、雄黄(黄色の色素)を入れた酒を玄関に飾り、竹の葉で包んだ粽を食べる。粽の中身は豚肉、塩漬け卵の黄身、ハマナスの花弁で作った醤を入れた小豆あん、梅干菜(梅干しではなく、からし菜の干物)などで、それぞれ竹の葉で包んで、5色の色違いの糸で結んで茹でる。
これらは端午の節句のもととなった詩人の「屈原」の故事にちなんだもので、我が身の不遇を嘆いて川に身を投げた屈原に届くよう、川に粽を投じた際に、龍に食べられないように魔除けの5色の糸を結んだ。タイトルにdragon boatとあるのも、漁民が竜舟を漕ぎ出した故事から来ている。おばあさんに5色の糸で腕輪を作ったのはご愛嬌だ。

パーカー・ソーラー・プローブ / 3度めの金星フライバイへ

これまでで最長機関の太陽観測を実施したパーカー・ソーラー・プローブは、7月11日に、3度目の金星フライバイを行う。

フライバイについて何度目かの説明を。宇宙船が発射される前は、地球が太陽のまわりを公転してることによる遠心力も持っている。そのため発射されると、ちょど振り回していたハンマー投げの手を離すように、外に向かって飛び出してしまう。そこでロケットの推進力で中心の太陽の方に向きを変え、太陽の軌道に乗るのだが、このままだといつまで経っても太陽に近づかないので、金星に近づいた時に重力に引っ張られることで、スピードを削ぎ落として太陽に向かう。もちろんやりすぎれば失速して金星や太陽に落っこちてしまう。

パーカー・ソーラー・プローブはこのあと、太陽に近づいて観測を行うが、地球から見て太陽の反対側なため、一切通信はできない。どんなものでも動画で配信されている現代でも、宇宙船が次に太陽の影から顔を出すまで、NASAの関係者でも想像を巡らして待つほかはない。

STROH VIOLINの構造

STROH VIOLINの特徴は、大小2本のラッパ管だ。大きいほうは演奏を流す方で、小さなほうは演奏者が音を聞くためである。普通のバイオリンには共鳴する胴体がある上、あごで挟むことで骨電動するので、演奏者は実際以上に大きな音を聞ける。STROH VIOLINはそれがない分、耳元で音を鳴らす小さな管が必要なのだそうだ。
だが、小さいほうはつけなくても聞こえる。また、大きなほうも、管楽器ほど大きな音が出るわけではない。

今回手に入れたSTROH VIOLINは、弦の巻取りがギターと同じギヤ式になっている。これは普通のバイオリン奏者からすると邪道に見えるかもしれない。同じSTROH VIOLINでもバイオリンと同じ木のペグ式のもののほうが多いようだが、実際にまわしてみると一発でチューニングが決まり、木のペグが馬鹿らしく感じるほどだ。

弦の振動を受け止めるブリッジは、普通のバイオリン用と同じだが、削り方はちょっと違っていて、バイオリンは胴体のカーブに合わせて脚の底部もカーブさせるが、STROH VIOLINは平らな金具の上に乗せるのでまっ平らである。
ブリッジの上面はかなりカーブが緩い。カントリーや民族音楽では、難しいフレーズは無い代わりに景気よく早いフレーズを弾くので、次の弦に移りやすいようにカーブを緩くすると言われているが、今回のほど平らに近いと隣の弦を触ってしまうので、私には使えない。そこでさっそく削り直すことにした。しばらくの間、大好きなブリッジ削りが楽しめるというものである。

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