高齢者は年寄りの初心者

なんだか意味不明なタイトルだが...

若い頃、お年寄りというのは体の衰えや体調不良に、長年慣れっこになっているのだと思っていた。そして不調や痛みなどを感じつつも、泰然と生きているところが高齢者の貫禄なのだろうと思っていたのだが。いざ自分が歳をとってみると、慣れどころか、日々新しい衰えを発見して驚いてるほどだ。

情けないことだが、不得手なことはそれほど衰えず、がんばれば新しい知識や技術を身につけることさえできるのに、長年鍛えた得意分野ほど衰えが来る。これは例えば、生涯一度も自転車に乗ったことのない高齢者でも、練習すれば乗れるようになることもあり得るが、往年の競輪選手が全盛期のスピードで走ることはできない。そんな感じである。ただし、全盛期のレベルが非常に高かった分野は、急速に衰えたとしてもまだまだ高いところにいることもあるような気はするが。

言い換えれば、年寄りの生活は日々目新しいことが起こる。実にエキサイティングだ。
「腰が痛くなってきたぜ、ワオ!」
「耳が遠くなってきたぜ、イエイ!」
てなもんである。

年寄りの初心者向け、若年寄マーク

コンディション

演奏のコンディションが良い日と悪い日がある。まるでアーチストのような言い草だが、実際は自分のような未熟なプレイヤーほど、コンディションの影響をうけるようだ。思ったとおりに次々と音が出て、この調子でうまくなればそこそこ行くんじゃないかと思う日もあれば、手も頭も回らず、やはり歳なのかと落ち込む日もある。そもそも時間はあるのに、まったくやる気が起きない日もある。
はじめは調子が悪かったが、止めたくなるのをこらえて続けてるうちに調子が出てくる。そういうときは、自分にも伸びしろがある感じがしてうれしい。なんとなく気分が冴えなかったのが、演奏しているうちに霧が晴れていくように頭がさえ、気分もリフレッシュ。毎回こうだと楽器の効用も絶大なのだが。

また、どうしても調子の出ないのは、気力や思考力などが低下している警報でもある。日常生活や仕事は、長年のことだけに多少コンディションが悪くても無難にこなせるので、コンディションの低下に気が付かないこともあるだろう。演奏が上手く行かない時は、他のことでもミスやアクシデントを招きやすくなってると思うことにしている。

ちなみに「演奏」と言っても、自宅で練習しているだけのことだが、なるべく「練習」と言わないことにした。たとえ観客もなく、だらしない普段着のままでも、楽器を手にした以上すべての瞬間が「本番」である。それは人生と同じだ。

パーカー・ソーラー・プローブでコロナを見よう

太陽の至近距離での観測を行っているNASAの宇宙船、パーカー・ソーラー・プローブは、4月29日に太陽表面から1040万キロという、今までで最も近い距離を通過する。

パーカー・ソーラー・プローブは金星と太陽の重力を利用して、徐々に太陽表面に接近する軌道を回ってきたが、これまでは最接近地点が地球から見て太陽の向こう側だったため、直接データを受け取れなかったが、今回は真横から見る位置にいるため直接観測ができる。この様子は、NASAのソーラーダイナミクス天文台の特別ブログでも知ることができる。

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