タイトル画像の話 / 子ども用そりと雪だるま

昔のそりを作ってみた。一番難しかったのは資料になる画像探し。「木製そり」で検索するとアウトドア&ヘビーデューティなものが並ぶ。「子供用」とつけてもなんだかシャレた感じで、思っていたのと違う。さらに「昔の」をつけると、馬そりで引っ張るようなごついのが出てくる。そのうち、求めているのがどんな形だったか、自分でもはっきりしなくなっていく。

ともあれ、オークションサイトの出品物の写真などで、お目当ての資料を発見できた。CG制作は難しくはなかったが、小さすぎて見栄えがしないのがちょっと残念である。あまり資料がなかったのは、もう作ってないからかもしれない。曲げ木の技術や、多少乱暴に扱っても壊れないように作るなど、家具職人の技術が必要だ。もしかしたら、北海道ローカルだったのかもしれない。

4 thoughts on “タイトル画像の話 / 子ども用そりと雪だるま

  • 12月 16, 2023 at 10:13
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    重かったですが、真冬のアイスバーンが力を貸してくれて助かりました。クルマなど無くてひらめいたのが、目についたあの大きな馬ソリでした。

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    • 12月 16, 2023 at 10:51
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      鉄砲ヤスって何かと思って検索すると、ゴムで突き出すヤスですね。ゴムは自転車のチューブでしょうか。手から離れて飛び出すと水中銃に分類されるとか。子供時代に、一度使ってみたかったです。

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  • 12月 16, 2023 at 05:27
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    この形は北海道に来て初めて見ました。さすが北欧風だな?と思ったものです。北陸の田舎では父が孟宗竹を確か重曹か何かで曲げてスキーもソリも作ってくれました。ワックス要らずで非常に良く滑りました。材料も身近にあってお金が掛からない自家製です。しかし、さすがに中学生くらいになると生意気になって周囲の友達に併せてヒッコリーなどの板スキーを欲しがったものです。ソリは子供たちの遊びでは余り流行らなかったように覚えています。豪雪地帯の冬の大人たちは屋根雪下し以外は余り戸外で活動しなかったように覚えています。例えば土間でワラ打ちをして縄を結ったり、昔であれば藁靴や草履を作ったり俵まで作って居ました。子供たちの工作も土間でチャンバラ用の竹光を作ったり、夏場に川遊びで使う鉄砲ヤスなども、戸外で遊べない冬に土間で作って居ました。竹ひごでゴム動力の飛行機や竹とんぼも作りましたが、加工もしやすい豊富な竹が主材料でした。北海道に孟宗竹が有れば、ソリの形も変わっていたかも知れませんね。真冬の札幌に来て翌日、札幌駅に布団とギターなどの手荷物を引き取りに行く為に、借りたばかりの円山のアパートの直ぐ近くの燃料店脇に立立てかけてあった大きなソリを借り、今思えば北五条通りを布団を載せて引っ張った時に、何か沢山の視線を感じて急遽コースを北7条に変えた事を思い出しました。半世紀も前でしたが、当時でもあの大袈裟な馬ソリを中心街で引っ張って居る人は居なかった訳ですね。道理で燃料店の主人も普段も使って居なかった様で簡単に貸してくれました。当時は、北海道の人たちは親切だなと思いましたが、彼も、まさか駅前通りを馬ソリを引くとは思わなかったのでしょう。知らないと言う事ほど大胆に振舞える事はありませんね。ソリの想い出話でした。お後がよろしいようで・・・。

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    • 12月 16, 2023 at 08:32
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      言われてみれば、あのソリは北欧風にも見えますね。竹は加工しやすく、曲げもきく便利な素材ですが、北海道では函館くらいでしか見たことがありません。買わなければ手に入らないものですが、北陸だとあちこちに生えていたんでしょうね。今でも竹を使って何かを作る用事があるなら、率先してやりたいくらいです。置戸町に人間ばん馬というのがありますが、あれは複数の人間でひいてました。北陸には馬そりがなかったということでしょうか。子供用といい、北海道は独自のそり文化があったのかもしれませんね。ともあれ、馬そりをひっぱってるのを見れば、何かの罰のように思われたかもしれませんね。

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