昨年、ネットセキュリティに関する通信講座を受講した。詐欺メールを立て続けに受信したので、なんだか心配になってきたからだ。内容は基礎的なことが多く、その分わかりやすくて非常にためになった。
「システムの脆弱性」という言葉をよく聞くが、これは欠陥があったり弱点が見つかったというより、新しい攻撃法を発明したというのに近い。例えて言えば、こちらが城壁を高く張り巡らせて守ろうとしていたら、相手がヘリコプターを発明してしまった、という感じだ。
また、「ゼロディ攻撃」という言葉がある。ソフトウェアの脆弱性は、直ちに世界中に公表され、影響のあるソフト会社は直ちに対策済みアップデートを配信する。一方悪意のある攻撃者は、その発表を見て脆弱性を利用したウィルスをバラまく。発見され公表された瞬間から、それを悪用しようとする者と、対策済みバージョンの公開との競争になる。「ゼロディ」というのは日数がゼロではなく、対策がゼロの期間という意味だ。
ウィルスを感染させたりPCを乗取ったりする「マルウェア」に対しては、何段階かの対応がある。もちろん感染させないよう予防措置をとるのが最初だが、感染してしまった場合最終的に「受け入れる」ことも必要だ。トラブルが発生してしまい、対策しきれなかった場合は、OSのクリーンインストールや業者に持ち込む、データの回復をあきらめるというような、最悪の場合を受け入れるということだ。
現代では、受信したメールを無頓着に開くのは、道に落ちているものを拾って食べるのと同じ。不衛生でみっともないことだというような「世間体」が広まったほうがいいと思う。
それはいい事を教えてくださいました。ぜひ御利益にあやかりたいです。
成田山の身代わり御札では無いですが、お守り「御札」いいですね。それなりの由緒ある神社にお祓いをしていただいて。クルマだって厄払いしますからね。
探せばあるもので、京都嵐山法輪寺の「電電宮」が、電気通信、電波関係、コンピュータ等の神様だそうです。御札を貼るならここのですね。本尊が虚空蔵菩薩だそうですから、今度からネットトラブルの時にはまず「南無虚空蔵菩薩」と唱えることにします。洒落でもなんでもなく、本当に神頼みしたい時がありますから。
しかも電電宮の御札というのは、マイクロSDカード付きで、IT関係者がけっこう参拝するそうです。私が求めていたのは、これかもしれません。
https://luluepi.com/tomie-dendengu/
セキュリティ専門業者と名乗る若い男が訪問してきました。丁重にお断りしましたが、一日80軒ものオフイスを訪問営業しているとか軽く言っていました。多分、それほど成果は上がっていないのでしょう。ビルのオフイス訪問営業とは言え、一日80軒もムリが有りますからね。営業トークの失敗ですね。まずは自分自信のセキュリティを確立することの方が先決でしょう。
電話セールスもよく来ますね。本当は何をするのか聞きたいくらいなんですが、電話の相手は理解しないで喋っているので、すぐ切ります。大地震でも大丈夫な対策と言ってるようなもので、本当なら我々の手が出る金額ではないはずですからね。何かの装置をつなぐと言ってた業者もいますが、もっともらしさを演出する手法でしょう。同じ効き目がないならPCに御札を貼ると言うほうが正直だと思っています。...そういう御札作ろうかな。
Macは大丈夫と言っていましたが、最近はMacも危ないらしいですね。Winの10などは特にセキュリティソフトを入れなくても今のところ支障はありませんが、今後はマイクロソフトにまかせっきりも危ないのでしょうか。
MACだから大丈夫というのはただの迷信で、以前、平気でそういう広告を出していたのにびっくりしました。WINもMACも、その頃から比べると格段に状況は悪化していて、もはやPCに何かをしてどうかできるレベルではなくなってます。全く困ったもので、「その時はあきらめる」というのが現実的な対応策のようです。