バイオリンを買って、最初にやってみたいと思ったのがこの曲。また、古い曲なので民謡か、著作権が切れているものと思っていたら、しっかり期間中だったことで、パブリック・ドメインに関心を持ったきっかけにもなった。大抵の人が知ってる名曲で、未だにレパートリーにするプレイヤーも多い。ネット上にも、お手本にできる演奏が数多くあるので、自分の気に入ったスタイルを見つけることができる。何より三拍子なので、四拍子の曲に比べてすぐメロディの節目がくるので、演奏中に気を抜いたり、破綻を取り繕ったりできる。
今回取り上げたのは、イギリス人Chris Haigh氏の指導動画。典型的なカントリー調で、以前は難しくてできなかったダブルストップ(和音)の入れどころなどを勉強しようかと思っている。
この人のサイトfiddle stylesのページには、世界各地のフィドルの演奏スタイルが紹介されていて、研究ぶりがうかがわれる。中東音楽での演奏へのリンクもあるので、バイオリンがクラシックだけでなく、さまざまな民族音楽やポピュラー音楽の世界で愛されてきたことがよくわかる。