米が高いなら、カボチャを...

新米が出荷されたが、値段が高い。高級銘柄を食べていた家なら、ちょっとランク下げればいいが、沢山食べる若い層にはなかなかきついようだ。

ところで北海道だからかもしれないが、この時期カボチャが安く出回る。そこで、カボチャを主食にしていた民族や国はなかったのかAIに聞いてみた。すると、あまりなかったらしい。その理由は
・栄養はあるが、カロリーが低くエネルギー密度が低い。
・とれる時期が限られ、保存性が悪い。
・甘みが強くて、調理の多様性に欠ける
など。米、麦類はもちろん、ジャガイモ、サツマイモ、タロイモなどの芋類、トウモロコシ、キャッサバ(タピオカ)、ソバなど、主食の座にあった作物には及ばないようだ。

そういえば我々の親世代には、戦中戦後に米の代わりにカボチャばかり食べていたのが辛かった、大嫌いになった、二度と食べたくない、という人が多かった。カボチャならマシな方ではないかと思って聞いていたが、長く食べ続けると、なにか決定的なものが不足するのかもしれない。

英語で、オレンジ色のほうはパンプキンで、緑色のはスカッシュ。パンプキンは家畜用だとか。

6 thoughts on “米が高いなら、カボチャを...

  • 11月 5, 2024 at 05:50
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    恥ずかしい事に、蕎麦の産地に居ながら蕎麦が嫌いでした。父の弟のおじさんが手打ち蕎麦を作ってくれるのですが、あの太くガサガサした田舎の蕎麦が大っ嫌いでした。蕎麦は手が掛かります。シーソー式の杵に従弟たちと乗っかって蕎麦の籾殻を突いてフルイに掛け石臼をグルグル回してそば粉を作り水で練ってと面倒な作業です。しかし、北海道に向かう青函連絡船の青森駅で月見蕎麦を食べた時に初めて『蕎麦って美味しいものだな』と思い、その後は大好きになりました。幸いなことに北海道も全国第一位の蕎麦の産地ですね。恵庭の『思君楼』本店の蕎麦が昔食べた想い出の田舎蕎麦と味も色も似ていて、時々思い出して食べに行ったものです。

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    • 11月 5, 2024 at 09:20
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      昔の蕎麦屋が好きでしたね。のれんに難しい字体で「きそば」と書いてあって、木造平屋で床も板張り。招き猫や大入りの扁額が飾ってあって、店主も年寄りで出前してくれる。ソバだけでなく丼やラーメンもやってるような店が、札幌にもあちこちにあったのですが、閉店したりビル化してしまいました。そば打ちは難しいですね。義母がそば打ち名人で、こね鉢やら麺棒やらの道具一式と、伝承の技を受け継ぐはずだったのですが、センスのなさに匙を投げられ、それきりになってしまいました。うどんやパスタならできるので、何とかなると思ったんですが。

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  • 11月 5, 2024 at 05:34
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    秋は農産物が豊富でいいですね。長年、長沼の農家の社長さんから、米もジャガイモも、白菜や大根も運んでいただいて買っています。枝豆などは出かけて採取しますが『好きなだけ採っていいから』と言われますが炎天下での採取はせいぜい一時間が限度で、せいぜいポリバケツ2杯程度で帰って来ます。ジャガイモは保存が効きますね。例え芽が出ても削って、また萎びても水に戻して調理できますから重宝です。孫たちも、長沼のジャガイモのカレーが大好きです。私の子供の頃、さつま芋の角切りを混ぜた『芋ご飯』を食べた時に『何だ?今日も芋ご飯か?』と言って親に叱られた事がありました。当時は田舎でもコメは貴重だったようです。我が家は疎開組ですが、戦後も東京に留まって居たらと考えると食料調達も大変だったと思いますね。その点、田舎は芋でも米でも野菜でも自分で作れますからね。人間生きて行くうえで農業や漁業は基本中の基本ですね。今では、野菜も魚もスーパーで作って居ると勘違いしている子供たちも居るかも知れませんね。農産物でも魚介類でも余り加工されて居ないモノを食した方が血管も若返るそうですね。苦手なサラダも最近では食べるようになりました。最も苦手だったブロッコリーもレンチン数秒で美味しいと思えるようになりました。魚も刺身や寿司や焼いたものが良いようですね。加工品は目に見えない添加物があるので、なるべく避けています。本来の味も無くなっていますからね。

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    • 11月 5, 2024 at 08:52
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      子供時代は秋冬に野菜類を箱で買って一冬持たせるのが普通でしたが、マンションはダメですね。適度に涼しい部屋がないので保存が効きません。最近便秘気味なので薬局に相談したら、ブロッコリを食べろと言われました。繊維質と、オリゴ糖による腸内細菌の調整というダブル効果があるとか。でも私はブロッコリが大好きなので、しょっちゅう食べてるんです。そういう人間が便秘になってしまうと、救いがないんでしょうかね。ちなみにブロッコリは真ん中の幹の周囲に、葉のある枝がついて売られてますが、農家としてはあそこも食べる部分として売ってるんだそうです。便秘者としてはさっそく試してみたのですが、やはり硬い。千切りにしてかき揚げは悪くなかったですが、今度は量が少なさ過ぎて実用的じゃなかったです。

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  • 11月 5, 2024 at 05:07
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    カボチャと言えば、札幌の手稲山口産の高級ブランド『みやこカボチャ』が有名ですね。一球が千円以上ですが、正に栗カボチャでその味は最高です。最近では稀にスーパーでも時々見かけますが、高級カボチャだけあって中々出回りません。手稲山口辺りは夏の気温が特別高いのであの甘さは寒暖の差から生まれるのでしょう。ところでみやこカボチャに限らず煮た場合、最後に煮汁を捨ててホクホクに仕上げないといけませんね。煮汁も栄養価が高いからと、そのままにすればどんなカボチャでもホクホクに仕上がりません。カボチャにも数種類あって不味いものも多いですね。生産者間で大きさを競うコンテストなどでは想像もつかないビッグサイズのモノもありますが味はどうなんでしょうか?。

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    • 11月 5, 2024 at 08:32
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      みやこカボチャがブランド化してるとは知りませんでした。昔からある普通のカボチャかと。八百屋に100円程度で売ってるのは、訳あり品でしょうね。カボチャは硬いので切る時に細心の注意を払いますが、その後はさっと煮てそのまま放置してました。煮物は煮汁の中で冷める時に味が染みると聞いていたので。当然ホクホクじゃないし、時々煮崩れてしまいますが、そんなものかと思ってました。

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