非常に多忙な友人がいる。映画ファンでもあり、限られた休日の時間を割いては映画を見るのだが、時々「面白い映画はないか」と尋ねられる。そこで以前、どんなのがいいのか聞いたところ、「警察署長」のようなのがいいという。流石にそこまでのレベルはちょっと...と答えるしかなかった。
1983年放映の「警察署長」(全3話)は、同レベルのものを見つけるのが難しいくらい面白い。
その「警察署長」をアマゾンプライムで見つけて再見した。旧ブラウン管サイズの粗い画面に、CMタイム直前のわざとらしいBGMの盛り上がりなど、覚悟していたとは言え、見始めた時はあまりの古さに愕然としたが、すぐ物語に引き込まれていった。
アメリカ南部の架空の町デラノ。第一次大戦後からケネディの時代まで、この街の3代の警察署長たちの物語である。第一話では西部開拓時代の名残りを残す町並みが、やがてビル街に。その間、良くも悪くも変わらない年寄りと、あっという間に大人になって新しい時代を切り開いてゆく子どもたち。その、いかにもアメリカらしく明るく力強い舞台裏では、忌まわしい連続殺人事件が、未解決のまま歴代の署長たちに引き継がれてゆく。
とにかくエピソードの作り方が上手く、昔見たはずなのに引き込まれてしまった。流石に画面がアレなので、若い人にはどうかと思ったが、ネット上の評価もかなり高い。SNSなどで口コミがあったらしい。良い作品は不滅だ、というのもうれしい。
昔のリ・メイク盤だと思います。例えばですが、私達も忘れていた「宇多田ヒカルの母親でもあった故 藤 圭子」の『夢は夜開く』なんて歌謡曲のLP盤を外国の青年がわざわざ東京のレコード店に買いに来たり、歌に限らず古い日本文化が意外な国で意外な興味を持たれているのも不思議です。新しもの好きの日本人が忘れてしまった物ばかりです。でも年配の方々の中には今もレコードのターンテーブルでレコード針を静かに落としてLP盤を聞く趣味の人も多いと聞きますね。
母娘2代で、国際的人気ですか。大したものですね。昔ながらのオーディオ機器も、今でも手に入るんでしょうね。好きな人は、昔のものでも選択できるのがいいですね。
今はレコード盤でさえ人気があって外国人が日本の歌謡曲のLP盤などを買いに来るなんて現象もあったりして、若者全てとは言わなくても、昭和のモノに興味を持ったりと、古き良きものは、いつの世も心に残るものですね。
レコード盤の人気があるんですか。CDでもレトロと言われるという話は聞いたことがありますが。レコードって、新譜が出てるんでしょうかね。