今回のテーマはサーカス。とタイトルをつけたものの、サーカスについてあまり書くことがない。とっておきのネタはゾウに踏まれた話だが、これは以前に一度書いた。
繰り返しになるが、昭和34年、サーカスのゾウが逃げ出して民家に押し入り、寝ていた幼児の頭を踏む事件というがあったが、中学の同級生がその踏まれた本人だったという話である。語弊があるかも知れないが本人に障害などはなく、外見ではわからないが触らせてもらうと、頭の一部が少し凹んでいた。彼はその後自衛隊に入隊し、戦車に乗っていたという。我々男の子の世界では、勝ち組ヒーローである。
余談だが、イラクのサマーワに自衛隊が海外派遣された際、隊長の人選にあたって優秀な人材が大勢いた中で、「運が良い男」という理由で番匠幸一郎氏が選ばれたという。象に踏まれて生き残った彼も、運の良さでは人後に落ちない。自衛隊というのはふさわしい職業だったのだろう。
象も幼児だと分かって瞬間手加減したのでしょうか?また頭蓋骨も成長途中で柔らかく損傷も免れたのでしょうか?。それにしても強運の持ち主ですね。ところで私は小学生の頃ですが、消防車に足を引かれました。この話をすると、大抵の人は『ウソでしょう?』と言いますが、放課後の遊び場だった小学校のグランドにいると後者から煙が出ている事に気づき大声で学校に知らせ村の消防車が猛スピードでグランドに入って来ました。そこにいた私の足の甲を消防車の左後輪が引いて行きました。一瞬痛かったのですが骨折も無く無事でした。考えて見れば当時の消防車は小型オート三輪でグランドに入る際に急ハンドルを切って右後輪へ過重移動したため左後輪は少し浮き気味だったのでしょう。その後も後遺症もなく無事でした。
気がついて、すぐ足を引いたのではないでしょうか。象だって得体のしれない場所に入るときは、ゴジラみたいになぎ倒しながらじゃなく、慎重に歩を進めると思いますね。やばかったこと披露会であれば、私は寺の本堂の屋根から落ちたことがあります。その時に何割かパーになったんだろうなと思って生きてきました。ところでせっかくの消防車の話なのに、「オチ」はないのでしょうか。ちなみに私の話は最初から「落ち」になってます。
我が家の二卵性双生児の孫の男児が小学1年生の時の授業参観日の時の事。父兄が教室の後ろに大勢の中、先生が子供たちに質問しました。『君たち、将来は何に成りたいですか?』と。
すると、我先にと『ハイっ!ハイっ!』と手を挙げた男児二人。孫とその友達だったそうです。
先生が改めて『イブキ君は何に成りたいのですか?』。と、すかさず元気に『自衛隊で~す!』と。その脇から『オレもで~す!』と。一瞬!教室後部の父兄からざわめきが起きたとの事です。彼らは仲良しのゲーマーで鉄砲を撃てるから自衛隊はカッコいいと思ったのでしょう。さすがに今では高校生でゲーマーは今も同じでも自衛隊には華奢過ぎて務まらないと思いますね。本人もそのことは忘れているようです。
いぶきという護衛艦があったような気がしたのですが、マンガの「空母いぶき」でした。ゲーマーだったら、むしろドローン時代の軍隊に引っ張りだこだったでしょう。ウクライナの動画でも、背中にデリバリーサービスのリュックのようなものを背負い、手にゲームのコントローラーのようなものをもった、場違いみたいにヒョロヒョロした兵隊を見かけます。日本近隣もいろいろですから、ご本人が忘れてて何よりですね。