Love Letters

ビクター ヤング(1899] – 1956)の曲。演奏はソニー・ロリンズ。

テンポにとらわれない叙情的なソロから始まって、ドラムとベースによるシンプルでリズミカルなトリオ演奏へ。サックスの醍醐味を味わい尽くすようなゾニー・ロリンズの演奏である。

アーチストによって、ソロ部分を新たな旋律として演奏する人と、リズムや和音の奔流として演奏する人がいる。ロニー・ロリンズは代表的な前者のプレイヤーだろう。また、どちらのタイプにも、あらかじめ引き出しにある十八番のフレーズを取り出してくる人と、本当の即興をする人がいて、彼は後者のタイプだろう。ステージでも次々新しいフレーズを紡ぎ出すあまり、打ち合わせを超えてソロ時間がどんどん延び、まわりの演奏者がテーマに戻るタイミングを測りかねてしまう、という光景を何度か見た。きっと冒頭のようなソロを、延々と拭き続けていられるのだろう。そんなふうにできたら、どんなに楽器が楽しいだろうと思う。

ところでこの動画には「Auto-generated by YouTube.」、You Tubeによって自動的に作られた、という文字がある。よく意味が分からないが、公式サイトだって管理者によって情報提供にマメだったりそうでなかったりする。過去のアルバムだけでなく、後に発掘されたライブや放送の動画もAIなどがきめ細かく拾い上げて、まとめてくれているのだとしたらうれしい限りだ。

作品一覧へはこちらから

パーカー太陽観測船が18回目の接近に成功

NASAのパーカー太陽探査機は、2023年12月28日に、これまでの接近記録と並ぶ太陽から451 万マイルのところを、同じく最速記録と並ぶ時速39.4万マイルで接近した。
地球とパーカー太陽探査機は異なる軌道で太陽の周りを回っているため、地球から見て太陽の反対側で接近する場合も多かったが、今回は地球から見える側だった。このため、従来よりも早くミッションの成功が確認できたようだ。

余談だが、太陽を挟んで地球のま反対側を同じ周期で公転する、地球とそっくりな惑星があるという説を読んだことがある。SF小説家なにかだろう。もしそういう物があるなら、パーカー太陽探査機以外にも観測宇宙船がある時代に発見されてないはずがない。かもしれないし、宇宙船は狭い範囲に絞り込んで観測しているので、ま反対にあれば見つけられないこともありうる、のかもしれない。せっかくこういう時代に生きているのだから、もう少し物理学や天文学のセンスがほしいところだ。

トップページのヘッダー画像が予約可能に!

WORDPRESSユーザーはとっくに知ってたかもしれないし、自分が気付かなかっただけかもしれないが、いつの間にかトップページのヘッダー画像の入れ替えが予約可能になっていた。本サイトのヘッダー画像(上部にあるタイトル画像)は時々変わる。これはあまり感心しないとも言われているが、自分の勉強兼お楽しみでもあるので、月1回以上のペースで不定期に更新してきた。

記事投稿は事前に書いておいて公開日時を予約できるが、固定ページやヘッダー画像など、大きなイメージに関わる部分は予約できないとばかり思っていた。が、先日「公開」ボタンの横に歯車アイコンがあるのに気づかないまま触ったところ、予約画面が出てきたのである。

最近、ヘッダー画像を更新すると同時に、その画面制作に使ったCG技術などを紹介する新企画を投稿していたが、記事は予約できるが、肝心のヘッダーの更新は手作業なので、どうしても同時アップにはならなかった。が、それができるようになったのである。

これがWORDPRESSの基本機能なのか、現在のテーマについてだけなのか分からないが、少々面倒な思いをしても、アップデートしてきた甲斐があった。こんな世の中でも、物事がマシになる方向に進化している部分もあるのだ。
何のことかわからない人と、そんなの当たり前だろうという人しかいないかもしれないが、うれしかったので。