キャラクターを作ってみた3

古代エジプトの神話に登場する冥府の神、ミイラ作りの神である「アヌビス」を作ってみた。人間のキャラクターの顔が難しいので、クセのある顔のものをモチーフにした。今回は、目の位置がうまく決まったと思うが、腰布や頭巾などはかなり雑な仕上がりである。

ネットを検索すると、日本のマンガから海外のイラストまで、無数のアヌビスが見つかる。神秘的でありながら、現代的なスマートさも感じさせる優れたデザインなので、人気があるのも不思議ではない。

制作にあたっては、古いバージョンのCGソフトにもあった機能しか使っていないのだが、昔と違って、ネット上にある無数の情報のおかげで、それほど苦労せずになんとか形にできた。ありがたい時代である。

キャラクターを作ってみた 2

Blenderで、再度キャラクター作りに挑戦した。前回はお面をつけたキャラクターを選んで、顔の製作をゴマかしてしまったので、今回はデフォルメにせよ人間の顔をなんとか仕上げてみたかったのだが、結局ゴマかすしかなかった。顔の製作は本当にむずかしいのだ。
胴体は、大したものではないにせよ曲がりなりにもできるのだが、顔は曲がりもしない。目、鼻、口はそれなりに並んでるつもりなのだが、どう調整しても「気持ち悪い」「下品」「不潔感がある」「馬鹿っぽい」など、人から言われたらショックな表情をしているように見えてしまう。それなりにがんばって作っているだけに、自分が言われているようないやーな気分がして、到底人前に出す気になれない。結局今回もお面のような顔でお茶を濁してしまった。

それに比べると、動画サイトやゲームで花盛りの3Dキャラは本当にうまい。幼稚なまでにデフォルメされてるが、作者はミケランジェロなみに人体を理解しているのではないかと思うほどだし、表情の変化はオスカー俳優かと思う。

今回モチーフにしたのはJESTERと呼ばれる道化師である。中世のヨーロッパを豚にした映画では、よく宮廷での宴会の席に登場する。アクロバットやジャグリングなどで来客を楽しませるエンターテイナーだった。
現代職業としては残っていないが、海外のいくつかの歴史祭りやハロウィンにはよく登場する。現代のサーカスなどのピエロ(英語ではクラウンという)との関係はよくわからない。

キャラクターを作ってみた

魅力的なキャラクターは3DCGの醍醐味の一つ。なのでBlenderで挑戦してみた。これまで建物パースなど、数値のわかりやすいものばかり作っていたので、意気込んで取り掛かったのだが。

これが、なかなか大変だった。見た通り簡単なキャラクターなので、体はすぐできたのだが、顔がなかなかうまくいかない。
以前、能面の面打ち師の方にお会いした際、能面というのは、ほんの紙一枚分削っただけで別人のようになってしまうという話をうかがった。また、光のあて具合で、喜んだり悲しんだりしているように見えるのだそうだが、こんな簡単なキャラクターでも、同じ難しさを味わった。

ちなみにモチーフはPlague Doctorといい、中世にペストが大感染したとき、現場で治療にあたった医師の姿である。口ばしとも鼻ともつかない奇妙なお面の先端には香草が詰められていたそうだ。病原菌の概念がなかった時代の、せめてもの対策だったというが効果はなかっただろう。

この姿で治療にあたったのは研修医などの若くて貧しい医師たちで、高い報酬が目当てだったが、当然真っ先に感染し、多くの者が犠牲になったという。
ネット上では、その独特の不気味さのため、やや悪魔的なキャラクターとして描かれることが多いが、現代の進んだ医療の、礎のそのまた礎となった気高い姿である。

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