動画のダウンロードから音源の編集まで

youtubeには無数の楽器練習用動画がある。人気のある楽器なら、かゆい所に手が届くように、今まさに知りたいことを指導してくれるものがあるはずだ。これらを音声部分をダウンロードして解説部分をカットし、模範演奏部分だけを何度も聞くと良い練習になる。

ダウンロードというと、気になるのは合法かどうか。これについては、違法にアップロードされたものをダウンロードすれば違法だが、指導者自身がアップロードした動画は、違法ではない。もちろん、私的な利用に限るが。

動画のダウンロードは下記のサイトがよく利用されているようだ。
http://offliberty.io/
使い方は、黒枠の中にYoutube動画のURLを入力し、丸い電源マークをクリックする。「Right-click here…」という文言が気になるが、ここを右クリックしても何も起こらないので、下の「Extract audio」をクリック。
「Audio」の「Right click here….」の部分をクリックし、PC内に保存する。

さらに、音楽データを編集するには
https://gigazine.net/news/20200529-audiomass/
使い方説明もあるので、こちらを参照してほしい。
また、mp3音源の再生はいろいろな機器やアプリがあるが、音声ファイルをブラウザにドラッグして来ても再生できる。ループやスロー再生などもあるので、PCでの作業用BGMにするのもいい。

余談だが、最近音楽を覚えられなくなってきた。若い頃はTVなどで流れた音楽を2,3回聞けば覚えていたような気がするが、最近はさっぱりだ。先日気に入った曲があったので覚えようと思ったら、その場を離れると頭に浮かんでこなかった。昔の曲ならはっきりと覚えているので気が付かなかったが、やはり寄る年波には勝てない。無理せず、便利な機能をフル活用しながら音楽を楽しもうと思う。

初歩からのブルース

面白い動画を見つけた。ブルースやジャズって、そういうことなのだと直感的にわかるもので、こういうのはもっと早く見たかった。英語の語りが多いので、飛ばして演奏部分だけを見たほうがいいだろう。

まず最初の方を飛ばして、4分20秒あたりから。女性が吹いているのは、楽譜通りのスケールだ。コード理論などの本にこういう楽譜がよくある。意味はわかっても、それを繰り返して練習したからと言って、うまくなるような気がしないやつだ。
ところが5分20秒ころから、プロのサックスが入ってくる。音程こそ楽譜通りだがリズムがかなり違う。楽譜にはなくても、リズムにこういうアクセントをつけてしまうのが、ブルースやジャズなのだが、それを知らずに、女性のように楽譜通りに吹いても、うまくならないし楽しくもないだろう。

さらに5分45秒あたりからは、伴奏もつく。こうなるとフルート女性の演奏もそれなりに聞こえてくる。実力がアップしたわけではなく、ちょっと気がついただけでサマになる。その後、やや音を変化させるとさらに「曲」らしくなってくる。ところどころミスをしても、やってて楽しいだろうと思う。我々低レベルアマチュアの知りたいのは、こういうちょっとしたコツだ。
なお、演奏は7分30秒あたりで終わりで、後は話だけなので見なくてもOKだ。

伴奏音源がほしいなら、一部のコードや若干テンポが違うが、同じFのブルースこういうのもある。
https://youtu.be/PEx0iETxt4k
またここでは、C管であるフルートに合わせて、出しやすいFをキーにしているのだと思うが、自分の楽器用の出しやすい調に読み替え、セブンスの音をひろってやってみるのもいい。そこで初めて、セブンスはどういう音を拾えばいいのかというような、理論が役に立つだろう。

鼻歌

楽器をやってる人は、「鼻歌が大事だ」と言う。弾きたい曲はいつも鼻歌で歌うようにしなさいという意味だ。鼻歌で歌えないようなら演奏もできない、と言われたこともある。プロの演奏には、楽譜にない装飾音が入っていたり、小節をまたいでテンポをずらしたりというような、細かい演出が施されている。その演出こそがプレイヤーの真価であり、そういう演出なしの楽譜通りだけなら魅力が半減してしまう。

名プレイヤーの演奏は、心に残る分、なんとなくわかったような気になってしまうが、自分で演奏しようとすると案外大事なところが頭に入ってないことに気がつく。楽譜にない演出部分までしっかり頭に入れるには、鼻歌が効果なのだそうだ。特に歩きながら鼻歌を歌うと、テンポを合わせる練習にもなる。お手本のプレイヤーが、わざとためを作ってタイミングをずらしていた部分などに気がつきやすい。
余談だが、英語圏のポピュラーソングが好きな人は多いが、英語は発音や強弱、音程の他に、リズムやテンポも聞き分ける言語なのだそうだ。ちょっとピンとこないが、同じ単語でも「タンタカタン」のリズムで発声するか、「タタンタタン」で発声するかで通じ方が違ってくるのかもしれない。だとすれば英語恐るべし、鼻歌練習こそごきげんプレイへの道である。

ところで、昔は仕事中でもなんでも、鼻歌まじりのごきげんな人をよく見かけたが、最近はめっきりいなくなった。同じ年寄りなら、キレる年寄りよりも鼻歌じいさんになろうと思う。

鼻歌を楽器の音に変えるソフトがある。サイトで試すこともできるようだ。
https://sites.research.google/tonetransfer