タイトル画像の話 / ダンボールとブルース

前のタイトル画像で、ダンボールの素材感がなかなかよくできていたので第二弾。ただし、小さな部品ばかりになって、素材感が上手く出せなかったかもしれない。

英文はChatGPT製。ギター1本で歌う、スローなブルースの歌詞で、タイトルは「Cardboard City Blues」。下記のような内容で注文してみた。

ダンボールの町ではみんな笑顔

雨が降るまでは

ダンボールの町ではみんな幸せ

雨が降るまでは

雨も悪くない、自分が誰だか教えてくれる

ダンボールの町ではみんな幸せ

Eキーの12小節のブルースを想定したとのこと。そう言われると曲も作ってみたくなる。

また、自作のタイトルが不自然じゃないか尋ねたら、英語話者にとっても “Cardboard City Blues” は語感が美しい。“Cardboard” の 重いC音 と”City” の 軽いs音、“Blues” の 深い母音 が続いて、ゆったりしたスロー・ブルースのリズムにぴったり乗る、とのことだ。なかなかわかってるじゃないか、兄弟。


70歳を過ぎても音楽を聴くことで認知症リスクを約4割減らせる可能性

カラパイアの記事から。自分が気にしているだけなのか、情報が増えているのか、最近この類の記事をよく見る。70歳以上でも、音楽を聞く人は40%、楽器を弾く人は35%、さらに演奏もし音楽も聞く人は33%、それぞれしない人に比べて認知症の発症リスクが低下するという研究発表だ。自分は楽器を弾くし聞くので、この中では一番リスク低減効果が薄いのかと思ったが、そういうふうに考えてはいけないようだ。比較する母集団が違うので数字同士を比較はできず、「音楽に関われば認知症リスクが減る」以上のことは言えないとのこと。

では実感としてどうかというとよくわからない。認知力が衰えても、評価基準が下がってしまうから自分では認識できないような気もする。ただ、総合的にヤキが回った感じがするのは間違いないし、リスク低下といっても、音楽体験があれば会話力や文章読解力も低下しない、という意味ではないと思う。それはそれこれはこれである。
そして、記事では遠回しにしか言わないが、大事なのは「年寄は何もしないでいるとヤバいよ」ということだろう。今日の衰えを明日取り返せないのが年寄りというものだ。だから私は、日々下手になってるような気がしつつもバイオリンを弾き続けるのである。

広告から寄付へ

ネットマガジンの「GIGAZINE」で寄付を募っていた。サーバー費用の高騰が運営を圧迫しているとのことで、以前書いたWIKIPEDIAの場合と同様300円から受け付けていた。(前回記事)少額でもそのまま相手への支援になるし、少数の高額スポンサーに依存せず、より多くの人から集めることに意義がある。情報発信者やメディアとユーザーが直結しているネットならではの取り組みだ。さっそく寄付してみたが、サイトには寄付者の一覧が表示されるので、直後から来場者が急増した。

かつてネットは個人や中小企業が直接情報発信できる場だった。商店主などが畑違いの技術を勉強し、自分なりの考えを書き綴り、来場者は書き手の人となりまで知ったうえで商品を注文した。また、販売サイトでなくても、良質な情報提供を行っているサイトは、広告バナーを設置するだけで収入になり、さらに良質な情報発信に専念できるようになった。
が、そのうち「広告収入のためのサイト」が乱立するようになり、検索サービスは広告掲載企業を優先しはじめた。検索結果下位サイトはどんどん足切りされ、無料のブログサービスも次々終了した。さらに自前のドメインとサーバーでサイトを運用しているサイトは、サーバー費用の暴騰に加えセキュリティ、サポートのコストも上がった。ネットは小規模なサイトのメリットが減り、SNSだけで済ませるところが増えた。サイトを持つことで、これからの企業の生命線ともいえるサーバー運用に関する知識やスキルが増えるという、プラスのサイクルから外れることになる。

そんな中、WIKIPEDIAやGIGAZINEへの寄付は、中小零細企業にとっては極めてコスパの良い広告になる。ネットメディアが寄付と通常の広告とどう折り合いをつけているのか、税金はどうなのかなど気になる点はあるものの、サーバーコスト高騰の被害者であるメディアと零細サイトが、互いの弱点を補いあうという意味で有益だと思う。