なんだか意味不明なタイトルだが...
若い頃、お年寄りというのは体の衰えや体調不良に、長年慣れっこになっているのだと思っていた。そして不調や痛みなどを感じつつも、泰然と生きているところが高齢者の貫禄なのだろうと思っていたのだが。いざ自分が歳をとってみると、慣れどころか、日々新しい衰えを発見して驚いてるほどだ。
情けないことだが、不得手なことはそれほど衰えず、がんばれば新しい知識や技術を身につけることさえできるのに、長年鍛えた得意分野ほど衰えが来る。これは例えば、生涯一度も自転車に乗ったことのない高齢者でも、練習すれば乗れるようになることもあり得るが、往年の競輪選手が全盛期のスピードで走ることはできない。そんな感じである。ただし、全盛期のレベルが非常に高かった分野は、急速に衰えたとしてもまだまだ高いところにいることもあるような気はするが。
言い換えれば、年寄りの生活は日々目新しいことが起こる。実にエキサイティングだ。
「腰が痛くなってきたぜ、ワオ!」
「耳が遠くなってきたぜ、イエイ!」
てなもんである。




