疑惑の種と謎のウクレレ

最近アメリカでは、ネット通販の利用者に宛てて、中国から頼んでいない種の入った荷物が届く事件が多発している。実はこれと同じような事件を2年ほど前に経験している。その時も送り主は中国で、種ではなくウクレレの自作キットだった。

自作キットといえば聞こえは良いが、弁当の折り詰めかと思うほど粗悪な板で、かろうじてウクレレ型にはなっているものの、ネック、指板、ブリッジなどは自分で接着し、塗装まで行わなければならない。押し込み販売かもしれないので購入履歴や決済の状況を調べたが、ウクレレに関するものはなかった。また、通販サイトにも問い合わせたが、返答が煮えきらない。なにか怪しげなことが行われている雰囲気だったが、決済されてしまうことはないようなので、そのまま放置して忘れていた。

謎だけが残った出来事だったが、今回の種騒動に関して言えば、ものは何でも良いのでとにかく発送し、届いた時点で出店者に対して高い評価をつけるためのものだという。わかったようなわからないような説明だ。ウクレレはそのままにしてある。塗料やクランプが必要になるので、作るつもりはない。

蝦夷家紋「上り鮭」

日本の家紋には動植物から自然現象、家財道具まで様々なモチーフがあるが、北海道にちなんだものはない。開拓使設置から150年以上経つのだから、北海道にちなんだ家紋があってもいいと思う。そこで将来、伝統的な家紋に紛れ込んでくれることを期待して、蝦夷家紋を作ってみた。第二作は「上り鮭」である。

毎年秋になると、北海道のあちこちの川で鮭が遡上が見られる。国内でも日本海側の河川で見られるが、やはり本場は北海道だろう。食品としての鮭は、遡上する前の、海で回遊中のもののほうが味が良く価値が高いが、わずかの間に赤い婚姻色をまとい、面構えも険しい鼻曲がりになり、命を削って川を遡るその時が、鮭の晴れ舞台だろう。ということで、鮭の遡上を家紋のテーマにした。

向かい合った2つのものでできた家紋は「向かい○○」と呼ばれることが多いが、「ムカイザケ」になってしまうので、上り鮭と名付けた。遡上した鮭らしく鼻曲りにして婚姻色も表現し、メスとつがいで、といろいろ考えたがくどくなるので、シンプルにまとめた。まだ河口あたりにいて、ワクワクドキドキの若いカップル鮭である。

李子柒 / オクラ

今回の李子柒はオクラ。

オクラ栽培のはずなのだが、竹垣づくりや土木作業が続く。コマ落としで、ちゃんと自分でやってるところを見せるのだから大変だ。ヤラセだろうというコメントでもあったのだろう。律儀なことである。

実にいろいろな作物を自宅の畑で作っている。北海道の農家だと規模は大きいが販売用以外は作っていない事が多く、道東に出店したスーパーが予想以上に野菜が売れることに驚いていた。そうやって種類も量も盛り沢山なメニューが並ぶ。日本人は少食だが、中国人は大食漢なのであんなものかもかもしれないが、量はともかく栄養バランスがぜんぜんかなわない。あれが本当におばあさんと二人分のメニューなのか、撮影用のやらせなのか考えてしまう。そのうち1カットコマ落としで食べきるところをやってもらえないだろうか。