李子柒 / 薔薇

今回の李子柒は薔薇。読めるけれど書けない漢字の代表選手だ。中国語では「玫瑰花」らしい。こうなると読むこともできないが。

私は花が嫌いだ。寺に育ったので、特にお盆の頃は供えられた花が腐り、数日で花立ての中がとんでもない匂いのドロドロ物質で充満する。それを片付けるのは私の役目だった。「こんな腐ったものを供えて、祖先が喜ぶと思ってるのかな。それどころか、呪ってる人間がここにいるのだが」などと考えていたのは秘密である。

日頃も花とは無縁なので、薔薇と聞いてもやや興味が薄かったが、そこはこのシリーズらしく、ほぼ食品に加工していた。それもお菓子から肉料理まで、バリエーションが豊富なので、中国の薔薇栽培はそれほど歴史があるのか調べると、唐の時代、西暦800年代の漢詩に、薔薇の庭を歌ったものがあった。日本での栽培は主に明治以降なので、1000年くらい歴史が古い。中近東やギリシャでも紀元前から栽培されていたらしいので、日本以外では非常に古くから愛好されてきたものということになる。

薔薇水を作るために、家庭用サイズの蒸留器を使っていた。日本では禁止されているので、なかなか見る機会のない装置だ。また、もち米と麹で酒を作っていたが、上澄みを飲んでその分水を足し、また発酵を続けさせていた。これまた日本では禁止されているので使いみちはないが、実用的な酒造りのやり方だと感心した。

米アカデミー賞、受賞基準を制定

アメリカの映画芸術科学アカデミーは、2025年以降の選考基準として、主演か助演の俳優のうち、少なくとも1人はアジア系、ヒスパニック系、黒人などであること、それ以外の出演者のうち少なくとも30%は、女性や性的マイノリティー、障害者などで構成されること、映画のテーマが、こうした人たちに焦点を当てていることなどの条件を発表した。

本ブログでも以前、最近のハリウッド映画は主要な配役の中に黒人や女性を、ことさらに知的で善良、かつ社会的ステータスの高い役としてキャストしているようだという記事を書いたことがある。(ハリウッドの黒人枠)この記事は本ブログでも隠れた人気があり、やはり同じように感じる人がいるのだなと思っていたのだが、なんとこのたび、前述のような基準が制定されたという。あきれるやら、なさけないやらである。

ハリウッドはこれまで、作品を通じて差別など社会の暗部を描き出し、アカデミーはそれを賞することで社会にアピールしてきた。今回の発表は、これまでのハリウッド映画界のヒューマンなとりくみを、ただのお役所仕事にしてしまう愚行である。キング牧師やマルコムXも「そういうことじゃないんだよ」と言うに違いない。

「正しい」配色で塗り分けられたオスカーは、黄金の輝きを失う

それでも私は、子供の頃から親しんできたハリウッド映画界を信じている。新基準を一切満たさない傑作や、行き過ぎたマイノリティ擁護活動の闇を描くような勇気ある作品が、アカデミー作品賞をもぎ獲ってくれるだろうと。

三密Tシャツ

時流に乗って、三密Tシャツをデザインしてみた。前にも紹介したsuzuriという、オリジナルデザイン商品の販売サイトである。

同じようなサイトはいくつかあると思うが、ここでは自分のデザインした画像をアップロードすると、自動的にTシャツやマグカップ、トートバッグなどにプリントした場合の画像が作られ、そのまま販売することができる。画像のアップロードと販売までは無料で、売れたら手数料を徴収されるしくみだ。

販売されてはいるものの、全く売れたことがない。デザインして、売りに出されるまでが楽しいので、それで十分なのだが。買う時も1点から買えるし、価格設定も自分でできるので、プレゼンなどに使おうかとも考えている。