伝統の技はコロナにも負けず

2月8日から江戸東京博物館で開催されていた 「江戸ものづくり列伝-ニッポンの美は職人の技と心に宿る-」展は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため2月29日から3月16日まで休止している。が、3月10日、ニコニコ動画上で特別展として中継番組が公開された。

江戸時代の極小工芸品やトリックアートなど、職人の技と遊び心にあふれた工芸品の並ぶ館内では、学芸員が1点ずつ見どころを解説。動画サイトならではの時間にしばられないゆったりした雰囲気の中、時折再開後の来場をPRするなど、トークも自由で肩の力が抜けていたのが良かった。動画は実物には及ばないものの、現地まで行けない人にも思わぬプレゼントになった。

仰げば尊し

明治17年に発表された日本の唱歌で、アメリカの曲らしいが作曲者は不明。卒業式シーズンなので取り上げてみたが、最近は歌わない学校が増えているらしい。

この曲で一番思い出深いのは、1994年、鹿島アントラーズのジーコ選手の現役引退試合のセレモニーである。カールスモーキー石井の独唱に合わせて、スタジアム全員が歌い上げた仰げば尊しは、自分の卒業式以上に感慨深かった。
世界のスーパースターで、ブラジルの英雄、サッカーの神様とも言われ、スタジアムに「偉大なジーコ」の像が立つ。その名声と大臣の地位を投げうって来日し、電車で練習場に通いながらゼロからのサッカーリーグづくりに尽力した。現役時代から監督時代に至るまで、「実際に起こっている現実から判断をせず、現実と乖離する決まり事に従う」という日本人の特質を克服するため、自分で考えることの重要性を教え続けた「師」である。その教えに触れたサッカーファンを皮切りに、次第に日本人全体の意識も変わっていったように思う。

動画は伊丹十三作品「タンポポ」の1シーン。これもまた日本人の外食文化の有り様をも変えた名作。書きたいことはいろいろあるが、またの機会に。

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納豆とデマ

スーパーで、「納豆が品不足で…」という表示があった。商品そのものはあったが、納豆がウィルスに効くという話でもあるのかと検索してみると、実際そういうデマが流れているらしい。そういえば、北海道大停電の際も納豆が売り切れた。日本人は、困ったときには納豆頼みの民族なのだろうか?そこまで大きなものを期待されたら、さぞかし納豆メーカーも重圧だろう。

ところで、デマ、流言飛語の話を聞くと、なんだかウズウズしてくる。何かもっと洒落っ気のあるデマはないのかと思う。例えば
「今、酒屋でワインを買うと、アルコールがついてくるらしい」
というような...。

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