李子柒/豚肉の燻製

今回の李子柒は、豚の半身から作る燻製類。いわゆるソーセージとベーコンだ。使う調味料は違うものの、塩蔵、乾燥、燻煙のプロセスは同じ。レバーの中に塩漬け卵の黄身を詰め込んだものは西洋の燻製では見かけないが、濃厚な味の好きな人にはたまらないだろうと思う。出来上がった腸詰めはサラミのように乾燥していて、炊き込みご飯の具になった。滲み出た汁を吸ったおこげは、いかにもうまそうだ。

同じ腸詰めでも、焙煎するのが西洋式でしないのが中国式という説もある。また、アメリカ人はBBQのコンロに、くん煙剤のチップを放り込みながら焼くことが多いが、燻煙で区別するのは、炭やガス、電熱などの無煙の熱源が普及してからのことだろう。大昔は、狩りの獲物を焚き火で焼くにせよ、乾燥させるにせよ、煙がかかってしまったに違いない。そして多少なりとも煙のかかった肉の味こそ、近代に至るまでの長い年月、人間にとっての肉の味だったのだろうと思う。

曲のテンポを調べるソフトがあった

「転調ソフトがあった」は、このブログで閲覧者の多い記事だ。発見したときは自分もかなり嬉しかったので、同じように探している人のために記録しておいたのだが、その甲斐があったと思う。
転調の次は、音楽のテンポを調べるソフトを紹介したい。今回紹介するのは、音楽を聞きながら、タイミングをあわせてマウスでクリックするタイプのものだ。もともと公開されているスクリプトで、海外にはデモサイトもあるが、海外のサイトに抵抗がある人のために、自分のサイト内に設置してみた

ビートカウンター
https://oldbadboy.com/beatcounter/beatcounter.html

使い方は簡単で、画面の黒い部分にマウスカーソルを置いて、曲に合わせてクリックし続けるだけ。クリックのテンポ(BPM=1分間にビートを刻んだ数)が大きく表示される。クリックしているのに数字が変化しなくなったら、テンポをキープしているということである。音源データを取り込んでテンポを自動計測するものもあるが、自分でテンポをとる分だけ練習にもなると思う。

2020モーターショー

生まれて初めてモーターショーに行ってきた。車に興味が薄いので、モーターショーと言ってもきれいなコンパニオンがいっぱい、という軽薄な知識しかなかったが、 経費削減なのか 、実際の会場ではそれほど見かけなかった。事情通の方が一緒だったので混雑しない平日を狙って行ったのだが、休日はかなり混むそうである。今年は特に高校生を入場無料にしたらしい。昔そんなことをしたら、車目当てやコンパニオン目当てが押しかけて大変な事になっただろうが、最近は若者の車離れの心配のほうが大きいようだ。

車はわからなくてもコンセプトカーを見るのは好きで、シド・ミードの画集を持ってたりするのだが、それほど台数はなかった。突拍子もない形のはなく、今すぐ発売されても不思議がないようなものばかりだった。何十年も昔から、未来の車としてとんでもない形のものが公開されてきた。だが、今はその「未来」になったと思うのだが、いっこうにそういうのが走ってるのを見かけない。素人ながら残念に思う。

新型車の最新情報などはよくわからなかったが、ハイブリッド車による災害時の給電をアピールするところが多いのには気がついた。前回の開催は2018年の1月で、その後胆振東部地震、千葉の台風15号、大阪の21号と、災害による大規模停電が続いた後の、初めてのモーターショーである。あのときのことを思えば、どうせ買うなら、給電できるハイブリッドをと考える人は少なくないと思う。メーカーでも被災地に多数のハイブリッド・モデルを送り込んでいたらしい。そういう社会貢献+イメージアップのチャンスを見逃さないのは、いろいろな意味で頼もしい。

最近の大規模停電の頻発が、経費削減や人員不足などの構造的なものだったら困るが、ハイブリッド車が増えれば、地域社会の自衛力はその分だけ高まる。経済も回っていくだろう。そう思って、ちょっと明るい気分になれた。