古いニュース映画の食事シーン

昔のイギリスのニュース映画を集めた「British Path」というサイトから。TVが普及してなかった時代、映画は花形メディアで、上映作品の合間に映像ニュースを流していた。British Pathは、1896年から1876年までの、世界史上の事件、有名人、ファッション、科学、文化など、さまざまなニュース映像がコレクションされている。戦争の状況や国家元首の演説などは今でも時折見かけるが、今回のタイトルは「Oldest Inn」、最も古い宿だそうだ。暖炉に掛けられた鹿肉のシチューが煮えるのを待ちながら、香辛料入のワインを供されるセレブな夫婦。貴族かもしれない。ごつい圧力鍋や暖炉で作るワッフル、熱した鉄棒をを入れて温める黒ビール(?)など、古めかしくて珍しい光景だ。飲食業、接客業の人には、なかなか興味深いのではないだろうか。

British Pathé は、かなり有名なサイトらしいが、なぜpathe(パテ、料理の?)なのかは不明。ハテ?

ゴーン氏逃亡用装置を推理してみた。

カルロス・ゴーン氏が楽器ケースに入って逃亡した。このニュースを聞いて、どの楽器ケースだったのか考えていたのだが、布製なので違うと思っていたコントラバスのケースだったらしい。そこで、布ケースの中に入っていたであろう、逃亡専用ケースを考えてみた。

まず素材だが、ベース自体は強固な物ではないので、FRPなどで作り直しただろう。特にエンドピンとその接合部は弱いので、体重を支えられるよう、実物より太い金属製にしたと思う。そして布ケースを相当丈夫な素材にして、屈強な男が抱えたと思う。
また、ベース本体の厚みはけっこう狭いので、脱出ケースの形をベースそのものにするわけにはいかないが、ブリッジが高いのでその分まで張り出した形にできる。これで、内部にはけっこう広い空間ができ、座る部分もとりつけられるだろう。出入りは背面からだと思うが、万一寄りかかって外れたりしないよう、体は座席シートでしっかり固定したと思う。ケースの上部は、袋のなかだから何でもいいが、本物のベースのネックのパーツをとりつけるのが簡単だ。

正月早々、推理ごっこができて楽しかった。

明けましておめでとうございます

本年も宜しくおつきあいのほどを。

フォントを作ってみた。書体の開発は美的センスもさることながら、緻密な計算と忍耐が必要な大仕事だ、と言われてきた。が、今でもそうなのか。定規やコンパス、烏口を使って一文字ずつデザインしていた時代ならともかく、画像処理ソフトで誰でも正確な図形や線が引けるのだから、基礎的なスキルが低い人も、じゃんじゃん書体をデザインしてもいいはずだ。完成度は低くても、書は人なりで、いわゆる味のある文字になるかもしれない、と思ったのだ。

やってみたら、流石に時間はかかったが、それほど手間ではなかった。グラフィックデザインは、現代ではフォントを選んで組み込むが、その前は写植を発注して台紙に貼り込んでいた。フォントのように手元でサイズを自由に変更するわけにはいかないが、書体そのものは選べばよかった。さらに写植以前となると、すべて面相筆で書いたり版木に彫ったりしていた。だんだん作業が楽になってきたわけだが、手書きの時代に比べれば、一つの画面のためだけに1書体を開発してもいいくらいだ。

便利なツールで作業が楽になるのは良いことだが、それで楽するだけなら、怠けているのと変わらない。作業が楽になった分、その便利なツールを使ってより一層ややこしいことをやらなければ、 デザイナーの社会的ステータスも収入も、下がっていって当たり前だと思う。