令和は「りょうわ」ではなく「れいわ」だった

今日、新元号の令和が公表された。この元号の注目すべき点は日本で初めて万葉集からとったこと。これはなかなか難しい作業だったと思われる。從來の元号のように漢文を出典にすれば、すべての漢字に象形文字時代から変わらぬ意味があるので、原典となった漢籍から良い意味の部分を取り出せば、自然と理屈の通った元号になる。それに対して万葉集は万葉仮名、つまり意味を無視した漢字の音だけを使った表記で、「札幌(札にも幌にも関係ない)」、「亜米利加(米どころというわけではない)」のようなもの。どうしても意味以上にイメージ主体になるが、そのへんは日本人らしいとも言える。

ちょっと驚いたのが「りょうわ」ではなく「れいわ」だったこと。令を「れい」と読むのは比較的新しい読み方で、万葉集の時代なら「りょう」だったと思う。「りょうわ」と読んだほうが元号らしい響きだと思うのだが、あえて「れいわ」にしたことで、新しさや現代らしさを表現したのだろう。なかなか大胆な部分もあったが、昭和の「昭」のように、それまで誰も見たことがないような漢字をいきなり使ったのに比べれば、おだやかなものである。いずれにせよ、30年ぶりにスリリングなひとときだった。

左利き用和食器セット発売

日本人の12%は左利きと言われており、ハサミからゴルフクラブまで、さまざまな左利き専用製品がある。だが、日常生活に欠かせないものでありながら、なぜかこれまで左利き用製品がなかった和食器に、ようやく専用セットが登場した。

左利きに朗報!専用和食器セット「丹下左膳」

これは京都の老舗食器メーカーが開発したもので、飯茶碗、汁椀、箸、小鉢など、いずれも日本の伝統的な磁器、漆器でできた本格的なセットだ。左利き専用製品はコストがかさむなどから、以前はメーカーもなかなか製造に踏み切れなかったが、近年は家庭でも左利きを矯正しなくなったことなどから、左利き人口が増え、一定の需要が見込めるようになったという。専用食器は使いやすさだけでなく、器の正面を正しく向けることができるという、日本の作法や美意識の面でも優れているという。

実際にこの食器を使った左利きの人からは
「左手と右手は、指の向きなど全然形が違います。なので、右利き食器には同じように見えても、私達にしかわからない微妙な使いにくさがあります。この食器があれば、食事がたのしくなりますね」
と語ってくれた。

メーカーには、すでに左利き用のナイフやフォーク、ディッシュなど、洋食セットの発売を望む声も届いており、技術的な問題が解決し次第、発売の予定だという。我々もこれからは、こちらがお茶碗を持つ手というような決めつけはできない時代になるかもしれない。

Youtubeサムネイル・ギャラリー2

Youtubeサムネイル・ギャラリーの2回めは、ボサノバ動画のサムネイルを集めてみた。例によってそれぞれの動画にリンクしている。WIKIによればボサノバは1950年代後半に生まれた音楽で、日本へは、バークリー音楽院留学中に接した渡辺貞夫が紹介したのだそうだ。
サムネイルでは、ご覧の通り、コーヒーだらけになってしまった。