音痴

世の中に、真の音痴という人はいないのではないかと思う。歌の下手な人はいるが、音楽が好きで良く聞いてる人は多い。そういう人も、石川さゆりとサッチモを、ちゃんと聞き分けられているはずだ。だから自称音痴の人も、頭の中では正確な音楽が鳴り響いていて、単に歌う訓練ができてないだけだと思う。もし、自分の歌うひどい歌と同じようなものが聞こえているなら、そんな曲は好きにならないだろう。上手い下手は、音感やリズム感というより、練習量の違いだけ。それもきちんと習わなくても、カラオケや日常の鼻歌程度でそこそこうまくなるのではないだろうか。

楽器の演奏も似たようなもので、プロになるならともかく、自己流でも自分で満足がいくレベルまではいけるんじゃないか、そうならいいなと思っている。歌で言えば、カラオケで場をぶちこわしにせず、社交辞令の拍手をもらえるレベルだ。むしろ、なんとか先生に何年習ったという、妙に本格的なキラキラ星を聞かされても、周囲が困るだろう。
途中つっえようが、テンポを外そうが、勢いと愛嬌で押し通し、手拍子でももらってしゃにむに盛り上げる。そんな訳あり商品のような演奏ができれば十分だと思ってる。

親鳥

肉の卸業者が土曜日だけ開催する一般向けのセールで、丸の「親鳥」を手に入れた。スーパーなどで売っている「若鶏」は生後50日ほど飼育して出荷したものだが、親鳥はさらに長期間飼育して、卵を産ませたもの。ひね鶏とも言われる。若鶏は身が柔らかくクセはないが、親鳥の身はずっと歯ごたえがあり、色も味もはるかに濃い。若鶏はちょっと長く煮込むとバサバサで味がなくなってしまうが、親鳥は弾力と味わいが残る。今回は丸のまま1時間ほど蒸してほぐしてみたが、噛めば噛むほど味が出てきた。

いわゆるブロイラーの丸鶏も使うことがあるが、親鳥のほうが大きいということはない。重さはどちらも1キロ前後だが、親鳥は足が長く、全体的にスリムだ。逆に若鶏が、わずか50日前後で、ブクブクに太らされているということだろう。

ちなみに鶏は、我々の食用の鶏卵を産ませる種類と、ブロイラーの鶏肉を取る品種はぜんぜん違うらしい。だから親鳥に卵を産ませたと言っても、それは若鶏用のヒヨコを孵すための卵なのだろう。ちなみにいわゆる地鶏の味が濃いのは、親鳥まで育てて出荷するからで、品種などの差はそれほどないらしい。考えてみれば、本来家庭の庭先などで買っていた鶏は、たった50日程度で食べてしまうわけがない。卵を産まなくなるまで飼育してから落としたのだろうから、本来の鳥料理の味というのは、親鳥の味だったはずだ。いわば「鶏のジビエ」とも言える食べ方だと思うが、高くなると困るので、人気は出ないでほしい。

 

アフリカのベル・パターン

このサイトの来場者を調べると、「アフリカのリズム」をキーワードにしてくる人が多い。それほど充実してはいないと思うが、一時期のブームに比べ、アフリカ音楽に関するサイトが減ったことも確かである。そこで、少しでも知ってることは情報提供しようと思う。

http://www.wikiwand.com/en/Bell_pattern

これはアフリカ音楽における、地域ごとのベルのパターンの違いを研究したもの。サハラ砂漠以南の地域となってるのは、アフリカ北部はアラブ文化圏だからだと思う。ベルは、アフリカ音楽ではリズムキープを担う重要な楽器で、曲の最初から最後まで、ほぼ同じパターンを繰り返す。いわば背骨のようなものだと思う。この点、ジャズのドラムセットのシンバルなどは、曲の中でしょっちゅうパターンが変化する。装飾の役割が強いのだと思う。

ちなみに、この中で私が知ってるのは、ガーナのリズムの2つしかない。

●12/8 bell Petternsの2番めは、ガーナの「fumefume」のベルパターンだと思う。

●4/4BellPatternsの3番めは、同じくガーナのkpanlogo、またはフォーフォーと呼ばれるリズムである。

この動画は、いかにもkpanlogoらしさがあり、ベルの持ち方などが参考になるが、肝心のベルの音があまり聞こえない。(耳が遠くなった?)。そこでもう一つkpanlogoを紹介する。

ちなみに、アフリカ音楽に詳しい人ほど、リズムパターンを楽譜化することに否定的だ。表しきれないニュアンスがあるからだ。私も知ってるリズムのパターン譜を選ぶときに、強いて言えばこれかなあ、という感じで選んだ。とはいえ、どんな些細な情報でもという気持ちもわかるので、あえて紹介してみた。まあ、面倒くさいことはおいといて、楽しんでもらえればいい。

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