RSS

これは、いまさらこのブログで取り上げる必要があるかどうか悩むところだが、知らない方のために、ということで。RSSとは、サイトの更新お知らせ機能である。不定期に更新するサイトを購読している場合、1カ所ならお気に入りから見に行けば済むが、何カ所もチェックしていると、無駄足がけっこう大きい。しかもサイトごとにデザインが違うので、訪問しても更新したかどうか見過ごす場合もある。それを防ぐのがRSSだ。

本ブログの右側、メニューの下のほうに「投稿のRSS」というリンクがあるので、そこをクリックしてみてほしい。記号だらけで読みにくいが、よく見るとブログ記事のタイトルと本文の一部が書いてある。本サイトでは、記事が更新されるたびにタイトルと本文の一部をお知らせしていて、それをRSSという。登録したサイトのRSSを一括して拾い上げるのがRSSリーダーだ。

RSSリーダーには何種類もあって機能もさまざまだが、Google Chromeの代表的な拡張機能「FEEDLY MINI」の場合は、ブラウザのボタンを押すと、登録してあるサイトのRSSを読み込んで、未読のものだけを一覧表示する。更新された記事は元サイトまで行かずに、RSSリーダーの画面で読んでしまうこともできる。レイアウトの違うサイトの記事も、見出し、メイン写真、本文と、同じスタイルに並べて一読むことができるので効率的だ。

FACEBOOKなどのSNSには同様の機能がついているが、それらをやってない人や、対応してないサイトの更新をチェックするには、RSSのほうが便利だ。あくまで自己責任ではあるが、Chromeの拡張機能一覧からすぐにインストールできると思うので、試してほしい。

写植と版下

今の人,特に畑違いの人には全くわからないかもしれないが,昔は印刷物を作る際には,版下(はんした)というものが必要だった.版下は印刷物と同じサイズのケント紙に,写真部分を除いた文字だけを貼り付けたもので,専用カメラで撮った後に薬品処理して印刷用の「版」を作った.文字は,指定したサイズで白い印画紙に黒で印字されてきたものを,デザイナーが切り離してケント紙に貼り付けていた.印画紙から切り離した文字を,曲がったり間隔がバラけたりしないよう貼り付けていくのだが,非常に熟練を要する作業で,これができないとグラフィック・デザイナーとは言えなかった.
見たこともない人に,言葉だけでどういうものか分かってもらえないかもしれないが,もう手元に現物がない.理屈からいうと印刷物を作るごとに使い捨てのものだが,写植を発注できない夜中に写植文字が必要になった場合とか,印刷ミスがあった場合の原因究明などのために,しばらくの間残しておく人が多かった.

以前顧客が,カレンダー用にアメリカのイラストレーターに絵を依頼したことがあった.その際,「camera ready master」を確認させてほしいという条件がついた.辞書にもでていない言葉で,国内有数の印刷会社の本社に問い合わせるまで,それがいつも作っている「版下」のことだと分からなかった.先方にしてみれば,日本の地方都市で自分の作品がどんな状態で印刷されるのか不安だったのだろう.異例なことだが,厳重な梱包でアメリカまで送り,チェックを待った.

戻ってきた返事は「Perfect!」.それまで,これほど美しい仕事は見たことがないというコメントもついてきた.日本の印刷技術は世界一と言われてはいたが,直接自分たちの仕事が評価されたことはない.だから,私自身は版下作業をする役割ではなかったが,机を並べるデザイナーの仕事ぶりがアメリカで評価されたのが,本当に嬉しかった.
現在印刷物の製作に版下を作ることはないのだろうが,作る能力のある人は大勢いる.非常に精妙な技術なので,世代交代で消えてしまう前に,なんとか転用して活かせる方法はないかと,いつも考えている.

次回「チューナーとテープ」(1/19公開予定)
乞うご期待!

鹿肉

友人から鹿肉をおすそ分けされた。友人も猟をする人から足一本もらって、悪戦苦闘してバラしたそうで、あちこち配ったそうだが、それでも2キロほどあった。鹿は食べたことはあるが、自宅で料理ははじめて。ほとんど脂肪が見当たらない、色の濃い赤肉で、一部を薄切りにして焼いたが食べやすい良い肉だった。残りはビーフシチューの要領で煮込んだが、これも食べ飽きない良い味に仕上がった。モモなのでやや硬めではあったが、脂肪が少ないので、煮込み時間は牛より早く仕上げたほうが良いかもしれない。鹿ならではと思しき香りはあるが、牛や羊に比べればはるかにクセがない。非常に肉が赤いので、多分いろいろな栄養が含まれているだろう。みるからに刺し身がイケそうなので、調べると昔は盛んにやっていたようだ。ただし今は危ないから食べてはいけないらしい。道内では、増えすぎた鹿の食害が問題になっていて、なるべく多くの人に狩猟免許をとってもらい、鹿肉の流通にも力を入れているというから、食べる機会が増えるかもしれない。