先日、某国際送金サービスを利用したら、パスワード変更とやたら面倒な個人認証をさせられた。CAPCHAの設問も英語なのでいまいち意味が良くわからず、何度も間違って時間をつぶさせられた。が、これは例のKADOKAWAその他のパスワード大量漏洩への対応かもしれないと思った。
被害はニコニコ動画などのホットなサイトが中心なので、ネット上ではいまだに大きな話題になっている。中には、「ニコニコと同じメールアドレスをIDにしているところは、すべてパスワードを取り替えた」という人もいた。これはなかなか大仕事で、利用中のすべてのサイトのIDを間違いなく取り替えられるかどうか、正直自身がない。かつて利用していたことを忘れてそのままのものもある。そのアカウントでどんな悪事ができるか。
が、登録したサイトで上記のような対応ができていたなら、事件から時間が経ってからでも私であれ不届き者であれ、最初にログインしようとした時に、厳しい個人認証を求められる。パスできるのは当然自分だけだ。近年、海外のサーバーやサイトで、ちょくちょくパスワード変更を求められるようになり正直うっとうしかったのだが、あれも何か懸念材料があったのかもしれない。だとすればこういう対応は面倒だが安心だ。IT事件は何も自社が原因でだけ起こるのではなく、他社のとばっちりを受けることもあるが、それでも顧客らなくてはならない。企業のIT化の実力は、非常時の顧客への対応に現れるのかもしれない。



