ジェローム・カーン(1885~1945)の作品。演奏はウェス・モンゴメリー。
ウェスモンゴメリーは、オクターブ奏法を生み出し、後のギタリストに大きな影響を与えたプレイヤー。メロディと1オクターブ違いの音の療法を一度に鳴らすオクターブ奏法は、単音のクリアさとコードストロークの厚みを兼ね備えたような、独特の響きが魅力だ。ジャズギターというと、オクターブ奏法の響きが頭に浮かぶ人も多いだろう。
そんなジャズの巨人ではあるが、私がギターを弾けないので奏法の特色には詳しくないのだが、wikiによれば、オクターブ奏法以外の部分は親指一本での演奏が特色とある。確かに動画では、右手のアップがはっきりと映っている。音楽といえばレコード中心だった私の若い頃には見ることができなかったものだ。