バイオリンは合奏向き

楽器には,合奏しやすいものとしにくいものがあると思う,近代的な工場で作られる現代の楽器は,最初からきちんと調律されて出荷されるが,それより前の時代では,例えば笛,木琴,ハーモニカなどは,違う工房で作られた楽器同士は,合奏出来なかったかもしれない.昔ながらの民族音楽では,音階の出る楽器は1台だけという編成が多いように思う.

日本で数少ないガーナの木琴奏者の方に,音階のある木琴の合奏はどうするか尋ねたことがある.答えは基本的に合奏はしない.メロディ楽器は太鼓やベルなど,パーカッション楽器と合奏することはあるが,木琴同士では調律が合わないのでやらないそうだ.どうしてもという場合は,プレイヤーは大抵その楽器の製作者でもあるので,音程を合わせた木琴を同時に2台作るのだそうだ.なるほど.

バイオリン(やビオラ,チェロなど)は,調律のきかない楽器に合わせることができ,何台でも投入できる.だからオーケストラでは,昔から多数のバイオリン類の弦楽器を使うのだろう.個人で合奏する時も,ピアノやアコーディオン,ハーモニカなどにすぐ合わせられるのは,バイオリンの良さだろう.

次回「ブリッジを削るぞ!」(12/12 AM0:05公開予定)
乞うご期待!

テネシー州の名誉のために

前回,テネシーワルツの記事で,ついテネシー州民は油断がならないかもと書いたが,ごめんなさい,テネシー州民は良い物は良いと言える,心の広い人たちです.これが日本なら,いくら有名でも,特定の歌謡曲を自治体の歌にはできなかっただろう.内容的にも,一人の男をめぐる女の争いというテーマ自体が好ましくないとか,明るい内容がいいとか,誰かが言いそうだ.

そこで網走市の市歌を検索してみると,存在しない.絶対に「アレ」が一度は候補に上がったと思うのだが,犯罪者がテーマではまずいというところかも知れない.じゃあ東京都葛飾区といえば誰だって「アレ」だと思うはずだ.日本人なら誰だって知ってる,何なら歌ってみせようかという,あの歌.
葛飾区は発しませんでも,決して「葛飾区 市歌」で動画検索などしないほうがいい.

次回「バイオリンは合奏向き」(12/6 AM0:36公開予定) 乞うご期待!

テネシーワルツ

テネシーワルツは,バイオリンを買う前から,これだけはやりたいと思っていた曲.どうやらフィドルの定番曲だったらしく,無数の演奏動画があったが,とりあえずこんなふうに弾けたらいいと思っていた.

特に,指をスライドさせて音を下げるところが,いかにもカントリーぽくて聞かせどころだと狙いをつけていたのだが、実際には全く出来なかった.バイオリン本体がずれるからだ.音程を上げる場合は本体を首に押し当てる方向だからいいのだが,下げると本体が向こう側に引っ張られてしまって,顎から外れそうになる.左手がネックを握りしめてしまっていて,首でしっかり挟んで固定できていなかったためである.
本来バイオリンは首だけで挟んで,左手を外しても落ちないものらしい.それでこそ左手は自由に動くことができるのだが,完全に手を離すのはなんとも怖い.
ちなみに,テネシーワルツは昔から知っていたが,歌詞の内容を知ったのは大人になってから.

私(♀)はテネシーワルツに合わせて恋人と踊っていた
その時、たまたま私の馴染みの友に出会った
彼女を私の恋人に紹介して
そして彼ら二人が踊っている間に
友達は私から恋人を盗んだ

なんとも身も蓋もない歌詞である.ティーンエイジャーならトラウマだろう。これがテネシー州の州歌だというから、テネシー出身者には油断できないのかも.ヤンキー娘も泣き寝入りするというのも意外だった.てっきり取っ組み合いするのかと.