発見!フィドル指導サイト

今の時代だから、初心者にも丁寧に指導してくれるサイトがあるはずだと思って探し続けていたが、ようやく見つけた。なんとこのブログの最初の記事で紹介した、fiddlerman氏のサイトである。2012年ころからあったらしく、同氏の動画はあちこちで見かけていたのだが、なぜか本家サイトがあることに気付かなかった。
fiddlerman

このサイトの特色は、見れば分かるように、実に情報が多いことだ。どの項目にも解説と楽譜、動画が揃っていて、しかも肝心な部分がクローズアップされていてわかりやすい。英語サイトというのが少々難点だが、自動翻訳でも十分内容が伝わる。気軽にリズム感や音感を身につけるための、専用ゲームまでついている。バイオリン指導のサイトは他にもないわけではないが、ここまで体系だって制作されたところはない。

なによりいいのは、ポピュラー音楽やアドリブを演奏するために必要な、スケールやリズムを丁寧に指導してくれるところだ。私もクラシックを弾きたいわけではないから、まずはブルースを、そのためのスケール練習をしていたが、このサイトではまず単音の練習で、ブルースのフィーリングを身につけるところから始まっている。また、なんとなく初めは開放弦の調のブルースがやりやすいだろうと思って、AやDでやっていたが、このサイトではEのスケールから始めるように言う。なるほどそれだと根音が3弦の第一ポジションを押さえなければならないことになるが、コードが変わるときに開放弦を使える。素人にはこのほうがずっと指使いが楽だ。要するに今までこういうことがやりたくて試行錯誤してきた内容が、ずばり公開されているのだ。

これですべて無料である。しいて利益目的の部分を探せば、楽器や消耗品の販売ページが付属している程度で、ここから先の指導や楽譜は有料といった、ありがちな仕掛けがない。むしろ最初から知っていたら、このサイトから楽器を買っていたかもしれない。長年あちこちのオーケストラでコンサート・マスターなどをしてきた主催者の、すべてのバイオリン奏者に正しい奏法を伝えたいという想いそのままの、良心的なサイトだ。
これはたまたまバイオリンだったが、探せばピアノやギターにも、同じように良心的なサイトが見つかるような気がする。音楽の初心者、独習者にとって、今ほど良い時代はないと思う。

次回「バレンタイン」(2/14公開予定)
乞うご期待!

完璧なチューナー

新年早々、非常に良いものが届いた。バイオリン専門の電子チューナーである。(図上)ブログ上では先日、チューナーの話を書いたばかりだが、今までのもの(図下)は、クリップ部分が小さく、バイオリンのヘッドのぐるぐるに挟んでも、中途半端に挟まったような状態で、楽器を振った時にパチンと何処かへ飛んでいったりした。とはいえ、電子チューナーはどれも大体こんな形か、もしくは据え置き型しかなかった。
が、バイオリンは立って演奏するので、据え置き型は置き場所に困る。また、クリップ型は飛んで行くたびに、追いかけていって拾うのだが、既に左手にバイオリン、右手に弓を持っている。プロの演奏者は、よく顎に楽器をはさんだまま手を離したりするが、それも悪い予感がする。で、汚い演奏の合間に、汚い言葉が交じることになる。

だが上の図を見れば分かる通り、新チューナーはぐるぐるをしっかり抱え込むので、ちょっとやそっとでは外れない。ネットで調べてみると、他の会社では同様のものはでていないようだ。これは大したことで、大概の商品は、パテントがあろうがなかろうが、検索すると必ずコピー商品やパチもんが出て来る。大手ショッピングサイトで、本家をさしおいてヒット商品になってることも珍しくないというのに。もしかしたら、バイオリニストから総スカンを食らってるのかも知れないが。

いずれにせよ、格好を気にかけないパワー初心者には、うってつけの品だ。これで、演奏中に出すのは汚い音だけで済む。

チューナーとテープ

先日,びっくりするようなものを見た.プロのギタープレイヤーが,ヘッドの部分にチューナーをつけたまま,ステージで演奏していたのだ.ああ、それアリなんだと,感心した.自分もそうしているからだ.
もちろんギターとバイオリンは違い,バイオリンでそんなことをしている人はいない.ギタリストは,演奏の合間に調律のずれを修正するのに使うのだろうが,私の場合は弾いてる最中でも,出した音が正しかったかどうか,チラ見で確認するのに使ってる.正しいと思って出してる音がズレてるのはしょっちゅうだから,もしチューナーがなければ修正のしようもない.

ギターにチューナーをつけっぱなしにすることがどう捉えられているのか,検索してみると賛否両論のようだった.ということはどちらでもいい=やってもいいということである.バイオリンでそんな論議は起こっていないようだが,もしも自分が人前で演奏することがあったら,つけっぱなしにすることに決めた.恥ずかしいなどというのは,もう少しマシな演奏の出来る人の言うことだ.

恥ずかしいと言えば,初心者はバイオリンのネックにテープを貼って,押さえ位置を覚える.このことを検索したら,貼るかどうかでも論議が分かれているようだった.だがネットには,もちろんプロではないが,貼ったまま演奏している動画もある.これもまた見習うことにした.変な見栄や意地にこだわらず,どんなズルでも平気でできるというのも,歳を取った効用である.

次回「ジャイアントロボとワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団」(1/23公開予定)
乞うご期待!