まとめサイト対策

こういう経験はないだろうか。ブログなどを見ている時、他のブログの見出しを紹介する枠の中に興味深いものがあって行ってみると、記事本文がなくさらに他のサイトの見出しが並んでいるだけ。その中に探していた見出しがあったのでクリックすると、最初のブログの別な記事だったとか、結局どこにも記事本文がなかったという経験が。こういうふうに見出しだけで、本文のないサイトを「まとめサイト」と言う。情報発信力はなく、単に運営者の来場数稼ぎのためだけのサイトだ。

注意して見るとまとめサイトにつながる記事タイトルは、週刊誌の「女優〇〇、深夜の密会か?」の類の、憶測だけで書いている怪しいものばかりだとわかるが、「新型コロナに新事実発見?」などと書いてあると、どうしても見たくなってしまう。また、「速報!〇〇でクラスター発生!」というのが、何ヶ月も前の記事へのリンクだったりする。こういうまとめサイトをいちいち経由していると、相当な時間の無駄になる。

まとめサイトに限らず、今後見たくないサイトを表示しないようにするのが、「siteblock」というFIREFOX用アドオンである。

まとめサイトに来てしまった時に、サイト内で設定するだけで、次回以降に同じサイトに入ろうとすると下記のような表示が出る。最初はこれが出ると驚くし、見たかった記事が気になるが、情報がないから設定しておいたのだから、どうしても見たかったら検索エンジンで検索し直してみるほうが手っ取り早い。

また、検索すると無数の候補が出てくるが、その多くは知りたい情報とは無関係のサイトだ。そこで同じくFIREFOXアドオンの「uBlacklist」である。

これを使うと、検索時に下記のような表示が出るので、「このサイトをブロックする」をクリックすると、今後そこは検索結果に表示されなくなる。

こういうブロック用アドオンを使っていると、知りたい情報を実際に掲載しているのはほんの数サイトで、それ以外の多くはまとめサイトだとわかる。
※ここではFIREFOX用アドオンだけ紹介したが、他のブラウザにも同様のものがある。あくまで自己責任なので、アドオンの置き場所などは紹介しない。

東京オリンピックを成功させたい

目下謎の連休中である。東京オリンピック開幕に合わせた今年だけの措置だそうだが、コロナのために順延となり、意味不明な連休になってしまった。オリンピック延期を決定したときは、夏になってコロナが収束し、開催しておけばよかったという具合になればいいと思っていたが、甘かったようだ。モグラたたきのように、治まったかと思えば別のどこかで感染が広がる。拡大のピークを超えた日本でもそうなのに、アメリカやブラジルのことを考えれば、世界に門戸を開く大イベントなど、もってのほかという人も多いだろう。ただ、それでも私は来年の東京オリンピックに、成功してほしいと思う。

1964年の東京オリンピックは、日本の復興と平和への誓いを全世界にアピールするという大きな意義があった。それに比べて今回は、日本で開催する意味があまり見いだせず、いっそライバルのイスタンブールに決まっても良いのではと思っていたほどだったが、もし来年開催ができたなら、世界的、かつ歴史的に大きな意義があると思う。

オリンピックが開催できるシチュエーションとして、何より望ましいのは、来年までにワクチンや画期的な治療法ができて、コロナの脅威が去っていることだ。が、それが無理で現在と同程度の蔓延状況だったとしても、開催できるような仕組みを作れないかと思う。例えば誘致時点ですでに言われていた、世界中への競技のバーチャル配信。競技場の内外だけでなくあらゆるアクセス経路を世界最速スパコンでシミューレションし、感染拡大を防ぐ動員体制を作る。さらに競技ごとに新しいユニフォームや器具、場合によってはルールも見直す。情報化や医療でのソフト、ハード、制度の改革や国民の参加で、コロナをコントロールしてみせるのである。

現在世界のリーダーシップは経済力や軍事力の大きな国が握っており、日本も大国に見合うだけの貢献を求められている。が、オリンピックの成功で、経済力や軍事力ではない、ITや医療、インテリジェントな施設やトラフィックなど、健康、安全に関するジャンルで世界にリーダーシップを示せないものかと思う。オリンピックをきっかけに、保健衛生技術やノウハウが世界に拡散し、日本からコロナとの終戦、復興が広がる。そんな大会にならないかなと思う。

CATS映画版

ブロードウェイ・ミュージカルの金字塔「CATS」の映画化。2019年にアメリカで封切りされた際には、「1から5の5段階評価で言えばタマネギ」と言われるほどの酷評を受けて大失敗した。日本公開は2020年春の予定だったが、コロナで公開中止。今回ようやくレンタルになった。海外での不評は、主にCGでネコ化された登場人物が気持ち悪いという点だが、予告編を見て、「そこまで言うほどでも」と思った日本人の予想を裏切り、現在ネットでは絶賛大ブーイング中である。

私も「そこまで言うほどでも」と思いつつ視聴したクチだが、ああ、なるほどねえというのが感想だ。言いたいことはいろいろあるが、それらの細かい不満を積み重ねても、この映画の問題点を説明できないし、同じくらい見どころもあるといえばある。ネット上でもブロードウェイ版を見た人、劇団四季版を見た人、そしてどちらも未見の人、それぞれが違う不満を感じているようだ。

問題のネコ人間化は気にならなかった。むしろ、昔のメイクがそんなに素晴らしかったかと探してみたら、舞台のほうがずっと素っ頓狂だ。子供向けショーでもこれはないだろうというくらいなのだが、比べてみたおかげで映画版の違和感の正体がわかった。
それではミュージカル版(1980)のエレイン・ペイジと、映画版(2019)のジェニファー・ハドソン、2匹のグリザベラが歌う、名曲「メモリー」を聴き比べてみよう!