ボヘミアン・ラプソディ/犬のおまわりさん

「グッチ裕三withグッチーズ」による、いま話題の名曲の替え歌。かつてNHK教育の子供向け番組「ハッチポッチステーション」から生まれた演奏を、再び収録し直したものだという。

もともと歌の上手い人だったが、いかにも歌いにくそうな曲を、66歳で歌いこなしている。替え歌の歌詞がまた秀逸で、当時NHKの番組スタッフが6カ月もかけて完成させた作品だと、コメントにあった。ストーリー性の強い原曲に負けず、全く違うストーリーを組み込んでみせた力作である。笑うより先に、感心してしまった。

プラスチックの時代

プラスチック製の楽器というのがあるらしい。電子楽器は樹脂製の本体をあえて形を変えていることが多いが、素材がプラスチックになっただけで、形は普通の楽器と変わらないものもある。

トランペット

トロンボーンとチューバ

サックス

高度なことはわからないが、そうおかしくないような気がする。ブラスバンドの屋外での使用や海での演奏では、かえって良いのかもしれない。もっともメーカーのパブリシティもあるようだが。

ヴァイオリン

管楽器に比べると、プラスチック製のヴァイオリンの動画は少ない。あっても炭素繊維のものや3Dプリンタ出力のもので、プラスチックは評価されてないのかもしれない。数少ない動画の一つがこれだが、プラスチックがどう思われているかは、最後に登場するおじさんが物語っている。
楽器がなんであれ、上手い人はいいなという話につきるが。

災害時の安否確認とSNS

昨年の北海道胆振東部地震の際、道内で唯一北広島市だけ、全市で電話回線が不通になり、消防などの緊急番号も使えなくなった、ということを先日知った。電話機は本来電力会社からの電気を必要とせず、電話線から必要な電力を得ているが、想定外の通話の集中でその電力を送っていた電話局の蓄電池がパンクしたそうだ。厚真発電所のダウンも想定外、これも想定外ということで、北海道全体のインフラの底力が失われているのではないかと心配になってくる。金がないのかもしれないが。

上の図は、物流システムの基本概念を電話に置き換えたものだ。m人の人がn箇所へ一斉に電話をかけたら、地域の電話局の負担は、左図の赤線で示したようにmxnになる。これに対して、twitterやfacebookなど、SNSで安否確認を行えば、地域の電話局の負担はm+nで済む。これは東日本大震災でも言われたことだ。
物流についていえば、その昔は、「生産者直送で中間コストを削減したのでお買い得!」などというウソがまかり通っていたが、実際には上記の図のように、卸や配送センターで物流コストを下げたところだけが価格競争力を持って生き残ってきた。SNSでは、ネットワーク全体ではなく、上の図のどこかで見たことのある家からの通話分だけを考えれば良くなる。

とはいえ、北広島市で通話が集中したのは、高齢化によるところが大きい。遠隔地に暮らす高齢者は、災害時にもっとも心配な人たちだが、おじいちゃん、おばあちゃんがさっそうとスマホを取り出し、LINEで安否確認をする、という場面は想像しにくい。
そこでSKYPEなどの音声グループ会話ならどうだろう。基本は会話なので、高齢者にもまだ敷居が低いような気がする。映像チャット機能もあって、遠隔地の孫といつでも顔を見て話ができるのだから、日頃から使い方を覚えるのではないだろうか。緊急時にかかってきた電話は、強制的にこの音声グループにまわしてしまえばいい。次々に親戚、知り合いなどが音声チャットに刺さりこんでくれば、賑々しくてかえって高齢者も安心だろう。
いずれにせよ、われわれは行政などのインフラ整備に文句をつけるだけでなく、自然に対するのと同じように、インフラ環境にも優しい暮らし方をすべきなのかもしれない。