本年もよろしくおねがいします。
今年はうさぎ年。干支は日本以外のアジア各国にあり、動物もほとんど同じだが、チベット、タイ、ベトナムなどは、うさぎ年だけが猫年に代わるという。そこで、「これこそ猫年のイメージ」という画像をさがしたのだが、ほぼなかった。唯一あったのはベトナムのもので、下記の通り。なんか普通だ。「世界は広い、まだまだ知らないことがいっぱいだ」と書く目論見だったのだが、思った以上に画一化がすすんでいるのかもしれない。


今日は大晦日。ちなみにこれは12月の上旬に予約投稿したもので、当初「今年もろくでもない年だった」と書いてあった。が、ワールドカップで日本代表がドイツとスペインに勝って、グループリーグを1位通過。総合9位に輝いた!夢にも思わなかったが、監督や選手は、さらに上を考えていたようだ。これまた夢にも思わなかったことだ。Jリーグ開幕時、「百年構想」というスローガンを知り、頼もしく思うと同時に、自分の目では見られないのだと思っていたものを、垣間見る事ができた。今年のワールドカップは史上最高のスポーツ大会といわれているらしい。その新しい歴史を作ったいくつかの名試合のなかに、日本の戦いも数えられている。私は、とりわけスペイン戦の逆転ゴールは忘れられない。判定がどうのという声もあるが、後が無いと思っても走り続けなければ判定さえしてもらえないということを、この歳であらためて学んだ。
来年も「良いお年」と言えるような状況ではないかもしれない。さらなる値上げと増税が待ち構えており、戦争もパンデミックも、終結するかどうか不明だが、だからこそ生きる張り合いがあるというものだ。
近年は、冬はサブスク映画を契約することにしている。作品は玉石混交だし時間もないので通年契約するほどでもないが、間を置くと作品が入れ替わっていて、高評価で気になっていた作品などを追っかけ鑑賞できるのがいい。
「シング」は2016年公開、フルCGのミュージカル・コメディ映画。動物が人間のように暮らす世界の、劇場主と歌に魅せられた者たちが織りなす、ハートウォーミングなコメディだ。一見子供向けのようだが、暴力金貸しや窃盗団、カジノと夜の女など、キャラクターや舞台はなかなかの大人風味。主人公も借金まみれで電力を止められ、お隣から盗電するなど、「良い子はマネしないように」ぶりである。
タイトルの通り歌がテーマで、60曲もの名曲が挿入されている。かなり幅広い層の観客が、懐かしく馴染み深いメロディに出会うだろう。最近のCGキャラクターは緻密に作られていて、表情もしぐさも実に豊かなので、まるで脇役まで名優で固められているかのようだ。さらに、延々と続く市街地のセットをわずか数分の一秒で通り過ぎたり、様々な動物で大勢の観客を作ってそれぞれ違う反応をさせたりと、贅沢に手間ひまをかけて作り上げられているので、歌中心のシンプルなストーリーが生きてくる。
劇中で、ネズミのマイクが歌い上げる「マイ・ウェイ」の動画があった。帽子とイントロでシナトラ版のカバーだとわかる。歌だけでなくサックスも上手いマルチなエンターテイナーだ。
ちなみに2016年には、続編の「SINGネクストステージ」が公開されている。前作のメンバーがラスベガス(?)の豪華ホテルで、大がかりなショーを繰り広げる。現実のステージでは不可能な演出が見ものだ。単なる続編以上の良い出来で、これでシリーズとしての地位が確立されたと思う。