玉林阿婆(偽李子柒)

以前から紹介してきた中国のVLOG「李子柒シリーズ」は、本家のアカウントが閉鎖されてたが、類似動画シリーズが沢山誕生している。その多くは中国の地域社会に生きる若い女性による、伝統的な食文化や生活文化の紹介というスタイルを踏襲しているが、男性版もある。中にはチベットのイケメン青年が、毎日幸せに暮らす様子をプロモーションビデオ風に紹介、などというちょっと「?」な感じのものもあり、話題とともに物議を醸したりしているが、多くは二番煎じとは言うものの、テーマによっては十分興味深く、数百万再生を稼いでいるものも多い。

今回はそんな二番煎じの中でも、とりわけ異色作(?)である、玉林阿婆(広西チワン族自治区のお婆ちゃん)を紹介したい。若い女性のものも面白いが、どうしても本家とどちらが美人かというようなよこしまな目で見てしまうので。

お年寄りが地域の生活文化を紹介するのは、むしろ当たり前なのだが、 李子柒シリーズ のせいで、一回り回って異色作のように見えてしまう。最近の日本では見かけなくなってきたが、昔はこういう”見るからにお年寄り”な人がよくいた。こちらも歳をとってきたせいか、外見よりよく体が動くとか、けっこう歯がしっかりしてるというようなところが気になってしまう。

ZVP

不思議なことに、いくら探してみても今までこの動画を紹介したことがなかったらしい。前からお気に入りの動画なので、真っ先に取り上げても良さそうなものなのに...。
さて、座頭市は日本映画の傑作であるが、何かと表現に口うるさくなった現代では、こんなふうに動画配信が関の山で、劇場映画としては製作できないのだろう。そう思うとビートたけし版は残念だった。もともと退屈で顎がだるくなるような作品を作る人だが、座頭市は特にひどかった。世界のキタノだそうだから、世界でだけ活躍して、日本映画の至宝のことは放っておいてほしかった。そしてできることなら、この動画の監督のような、リスペクトのある人に撮ってほしかった。

まぼろしのレジ対決

スーパーのレジに並んだとき、レジ係のチェックが遅いとがっかりする。バーコードがうまくスキャンされず、商品をひっくりかえしたり、シワを伸ばしたりしたあげく、精算済みカゴの中を入れ替えたりする。別な列に同じ頃に並んだ客が、すいすい前へ進んでいくのを見るのも面白くない。一方で、スキャナーの前でほとんど手を止めずに、右から左へ通過させてゆく熟練者もいるので、モタついてる係に当たると損をしたような気になってしまう。チェックの速さは圧倒的に男の係のほうが遅い。若ければ若いほど遅く、中年男だとさらに遅い上、いらん挨拶までして客をイラつかせる。
そんな遅い列に並んでしまったら、「自分なら、次の商品に手を伸ばす時にバーコードの位置を見て取って、スキャナの前でいじくりまわしたりしないだろうね。いっそ、自分にやらせてくれないかなあ。あっという間に終わらせて見せるんだけど」などと思ってしまう。

さて、コロナ対策で客との接触機会を減らそうとしてるのか、最近スーパーのセルフレジが増えてきた。これは日頃(脳内で)鍛えたレジ打ちの腕の見せどころと、ワクワクしながらチャレンジしたのだが...。ごめんなさい、もう二度とプロの仕事にケチをつけたり、できもしないくせに生意気な口をきいたりしません....。