Lady Be Good

George Gershwin(1898 – 1937)の曲で、歌はSamara Joy。若い歌手だが、古いスタンダートを取り上げてくれるので、最近のお気に入りだ。

もともとはゆっくりした曲だが、ここではエラ・フィッツジェラルド風のソロ・スキャットを披露している。私は、エラ・フィッツジェラルドやサラ・ヴォーンから聞き始めたせいで、昔はジャズ・ヴォーカルといえばスキャットがつきもののように思っていたが、誰もができるものではないらしい。楽器でソロのメロディを作り出すだけでも大変なのに、歌詞(?)まで作らなければならないわけだ。

スキャットと言えば、その昔、サラ、ヴォーン日本公演のステージで、アンコールで歌ったバイバイブラックバードの歌詞をスキャットに変えていた。これは歌詞を忘れたんだと思うが、練習やジャムセッションなら、しょっちゅうやっていても不思議ではない。それをさらにアドリブのメロディで歌うようになったというあたりが始まりだったのかもしれない。 スキャットのヴォーカルは前から紹介したかったが、ようやく見つけた。存分に楽しんでほしい。
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