十八番(おはこ)をめざす

主にバック演奏の音源をかけながらバイオリンの練習を続けている。バックなしなら弾ける箇所も、演奏に合わせると指がついていかないなど、追い立てられながらだと最初はきついが上達も早いようだ。そして、最初は間違えずに弾けるようになったら別な曲に挑戦しようと思っていたのだが、それなりにできるようになると、弾ける曲を何度も弾く方が楽しいことに気が付いた。同じ曲の繰り返しであっても、ちょっと装飾音を入れてみたり節回しをかえてみたりしながらだと、いつまでも楽しく弾いてられる。

そうやって少しずつ変えていくと、いつのまにか間奏部分=アドリブができるのではないかと思う。アドリブについては、曲想に合うコードから音をピックアップするとか、とにかくプロのフレーズを覚えるとか、ネット上の音楽指導者がいろいろな方法を教えている。が、それもまた難しい。曲がりなりにも弾ける曲ができたら、何度も弾いて徐々に自分なりに作り変え、いつか間奏つきの十八番にできればと思っている。

パーカー・ソーラー・プローブの驚くべき成果

NASAのパーカー・ソーラー・プローブ計画のブログで、「驚くべき成果」と題した記事が公開された。毎回最新の情報を掲載していて、わかりにくい部分も多かったが、今回はこれまでの全容がまとめられていて読みやすい。

太陽はプラズマの塊ではっきりした地表がなく、徐々に希薄になっている。その大きさを科学的に見れば、地球から見える光球よりもずっと大きいらしい。パーカー・ソーラー・プローブは、その一部に直接触れて観測を行った。太陽は、太陽風をはるか遠くまで届けている。地球にも当たり前のように太陽光が届いているが、逆に地球から太陽に届いたものは、この46億年でパーカー・ソーラー・プローブが初めてだ。

宇宙船は、太陽に向けた1枚の断熱材の盾の背後に身を隠すようにして太陽に近づく。太陽の周囲は非常な高熱だが、宇宙船本体がそれほど熱くならないのは、家庭のオーブンの庫内が200度を超える高温になっても、中身を取り出す時に手が200度になるわけではないのと同じだと、動画では言っている。
その断熱材は炭素繊維でできていて、97%の空気を含んだスカスカの物質らしい。どうやって作ったのかもわからないが、常識で考えれば97%が空気なら、それは断熱材ではなく「空気」と呼ばれるべきじゃないだろうか。

ちなみにミッション名の”パーカー”は、太陽風を予測した物理学者ユージン・パーカー博士からとっている。NASAが生存する人物の名前にちなんで名付けた、最初のセッションだ。パーカー博士は2017年の打ち上げにも立会い、その後宇宙船から送られてくるデータもその目で見、2022年3月15日に94歳で亡くなった。
このミッションは1958年に考案されたが、それを実現するための技術開発に60年をかけているという。宇宙に関する出来事はとかく壮大なスケールのものが多いが、それに関わる人間のドラマも、なかなか壮大なのではないかと思う。

Universal Analytics 来年7月で終了

Google Analyticsの現行仕様である、universalAnalyticsが来年7月でサービスを休止する。定点観測のツールは仕様が変わられると困るのだが、無料なので仕方がない。ざっと説明を読んだところでは、ユーザーは新しいG4仕様の環境を設置しなければならない。来年7月までは両立てだが、それ以降はG4しかデータ収集しなくなるらしい。データの収集項目も変わるようだが、過去データが引き継がれるのかどうかなどは、これから説明文を読んで理解しなければならない。正直ちょっと面倒くさい。

Google Analyticが初めて登場したときは、これほどまでのものが無料で使えることに感動した。そして個人や店舗、小企業など、ウェブサイトを公開している知り合いには、とにかく毎日Analyticsを見るように勧めた。Analyticsのどこをどう見るのか、どの指標が大切なのかは、各々の業種やサイトのコンテンツによって違うし、そもそも設置直後はデータがないので何も表していない。そんなものを「騙されたと思って」に近い、最低であやふやな説明で納得してもらってきたのだ。

幸いなことに、それを真に受けてAnalyticsを観察し続けたサイトは、相応の成果を得ている。Analytics登場以前は、大企業であってもそこまで精緻なデータを観測していたわけでもなかったので、同じラインからスタートを切り直したようなものだから、ややもすると小規模でトップが業務の隅々まで見ているような業種ほど、このデータから大きな成果が得られた。これは今でも変わらないだろうと思う。むしろ小規模経営なのにデータも見ないようでは、話にならないだろう。

そのAnalyticsが大幅モデルチェンジとなれば、自分も含めて混乱が予想される。質問されることも増えるだろう。そのためにも公開された説明は隅々まで読んで理解しなければならない。時間はまだあるというものの、新しい用語もいくつかあるようだ。湧き上がる怠け心に、戒めとしてブログのメニューにカウントダウンを設置した。