喧嘩両成敗は加害者の味方

ウクライナが降伏すべきだという政治家がいて驚いた。中立化すればいい、とも言ったようだ。

虐殺というのは、降伏してから行われる。
大の大人が本気で抵抗すれば、警官数人がかりでも、なかなか取り押さえられない。ましてや武装し、自分のホームグラウンドで身を潜めて狙ってくる相手は、虐殺したくてもできないくらいだが、一旦降伏して武装解除してしまえば、自宅に押しかけて子供に銃を突きつければ簡単に連行できる。
ウクライナでは、女性と子供が国外に避難し、男が残って抵抗を続けている。愛国心やロシアへの反感以前の問題として、自分が暴れている限り、家族が連行されることはないからだ。

1940年、ポーランドにアウシュビッツ強制収容所が作られた。その前年、39年にドイツがポーランドを侵攻した直後に作られたことになる。その時、ドイツと一緒にポーランドに攻め込んだ国がある。ソヴィエトである。日本人にはピンとこなくても、東欧の男たちはあの国がどういう国か知っている。

(戦争についてはあまり書きたくないのだが、つい...)

Just Friends

John Klenner (1899-1955)の作品。

Just Friends は、学生のクラブ活動などでジャズを始めたばかりの人が、最初に練習する曲のひとつ。テーマが終わったら各楽器のソロ、ドラムとのフォーバースなど、この曲を仕上げながら一通りのことを経験していく。動画を演奏しているJon Burというプレイヤーは演奏活動をウェブサイト(https://jonburrquintet.com/)だけで公開しているらしい。ここでは4人だが、URLはquintetになっている。

有名な曲なので誰の演奏にしようか迷ったが、今まで全く知らないプレイヤーを選んでみた。ベテランによる模範演奏ともいえるオーソドックスなスタイルと、リラックスした雰囲気がとてもよかったからだ。狭い店の片隅にドラムやピアノまで置いてあって、画面には見えないが手前はすぐテーブルになっているらしい。場所もいい感じなので、ストリートビューで確かめてみると、Yonkersという地ビールの醸造所に併設されたピザハウスだった。ネットもいいけれど、その場じゃないと味わえないものは、まだまだたくさんあるようだ。

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プーさん大暴れ

あいかわらず、プーさんが大暴れ中だ。が、思ったより弱い、何が目的かわからないなどの声が上がる中に、古臭いという感想も多い。米と並んで最新・最強を誇っていた戦闘機が、情報戦に遅れをとって簡単に落とされてしまい、自軍の動きは住民のSNSで事細かに把握されてしまう。まるで20世紀の軍隊のようだ。
昔だったら、先遣部隊が乗り込んできた段階で、背後に控える大軍におびえて相手は戦意喪失。指導者が亡命し、代わりに立てた傀儡を、国民が旗を降って受け入れる。そんな20世紀風のファンタジーが、プーさんにとっての正道、あるべき姿なのかもしれないが。

かつてヒット商品を生み出し、時の人になった企業の社長が、その後倒産。小規模ではあるが同じような会社を立ち上げる。そして意気揚々と、かつて毎日のように頭を下げてきた業者のもとに乗り込んだら、受付でそっけない応対をされる。そんな場面を想像してしまった。

私はプーさんと歳が近い。周囲に見慣れないものが増え、聞いたことのない言葉が増えていくような気持ちはわからないではない。が、私は骨董品なりの生き方をすればよいが、政治家はそれではいけない。常に最新の状況を受け入れつつ、さらに自分がいない未来のことまで考えなければ、国民が不幸になる。とりわけ引き際を間違ってはいけないのだ。

テロリス
“TERRORIS” Russian Terrible Game