その昔、ロックをやっている知人に、ロックのアドリブはどんな音階かを聞いたことがあったが、「ペンタトニックかなあ」という答えだった。ペンタトニックについては、ネット上に多くの情報があり、楽譜もあるのだが、ニュアンスがよくわからなかった。簡単な音階なので覚えることはできるのだが、分かったような実感がないし、それで何かアドリブができるような気がしない。
次の動画は、ペンタトニックとはどういう音階か、直感的に教えてくれる。
示し合わせたわけでもないのに、まるで観客の頭の中にはじめからあったように、自然に出てきた音階。これがペンタトニックだ。この音階は、さまざまな国の民謡などでも使われているので、大抵の人が親しみや懐かしさを感じる。日本で暮らす中東の人が、演歌や民謡を聞くと故郷を思い出すと言われるが、これもペンタトニック音階が共通しているからだろう。日本人が洋楽の曲を歌っても、どこか民謡っぽくなってしまうと言われるが、これも共通する音階のせいで、民謡に引っ張られてしまうのかもしれない。
同じような音階を使っているのに、さまざまな音楽ジャンルの違いがあるのは、リズムのせいだろう。最近はyoutubeにもポピュラーヴァイオリンの指導動画がポツポツと出始めたが、クラシックを習った人のための勉強し直しとして、リズムに力点を置いて指導しているものを見かける。経験者でもそうなのだから、我々初心者も、腰をすえたリズム練習がひつようなのだろうなと思う。






