その名もギドラ!

アメリカ軍に所属する情報組織「NSA(アメリカ国家安全保障局)」は、マルウェアを解析するために開発したリバースエンジニアリング・ツール「GHIDRA(ギドラ)」をオープンソースとして公開している。
リバース・エンジニアリングとは、例えば既存の自動車や機械などを分解・組み立てをして、技術を手に入れること。今回の場合は機械ではなく、ウィルスなどを解析するためにアメリカの諜報機関が開発したソフトを、無償で公開するというニュースである。
さらにいうと、プログラムというものは、開発中は人間が目で見てわかるように、英語に似たプログラム言語で書くが、最終仕上げでコンピュータにしかわからない0と1の羅列にしてから使う。GHIDRAはこれを、元のプログラム言語の形に戻して、読んで仕組みをわかるようにしてしまう。

GHIDRAは、windows、mac、linux上で動き、ハイエンドの市販品に求められるすべての機能を持つほか、NSAが開発した独自の機能も追加されており、CIAなど他の機関でも利用されているという。調べたところ、他の有名な市販品は10万円以上するようだ。それが無料で手に入るのだから、プログラミングを志す学生などには朗報だろう。

NSAなどというとなんだか怖いし、ダウンロードページもなかなかのものだが、要はたちの悪いマルウェアが氾濫しているので、高度なツールを公開して、世界中の有志で解析をしてほしいということだと思う。

ghidra
画像クリックで、ダウンロードページへ行きます

李子柒/蛋黄酱(蛋黄醤)

ハッピーイースター!などと、テンションの上がった記事を書くのはいいが、翌日もトップに表示されていて、興ざめな感じがするので、公開されたばかりの李子柒シリーズを。上がったばかりだというのに、すでに80万再生もされていた。

まずアヒルの卵を鶏に托卵させ、ヒナに孵す。このシリーズは鶏くらいならあっさり締めて食べてしまうので、ヒナを見てるとなんだか心配になるのだが、そのまま育てて卵を集めた。塩と泥を混ぜて卵に塗りつけ、瓶の中で1カ月保存する。これはピータンを作ってるのだろうと思ったら、塩で固まった卵黄だけ取り出した。この段階で卵黄の味噌漬けのようなものかと思ったら、乾燥させ、硬い部分を取り去り、粉砕して海苔や胡麻を混ぜる。のりたまを作ったのかと思いきや、硬い部分を取り去り、熱した油をかけた。そこまで手をかけたものをどう使うのかと思えば、炊きたての御飯に混ぜただけだった。一体蛋黄醤とはなんだろうと検索すると、マヨネーズと出てくるが、あきらかに別物だろう。ちなみにその後のアヒルたちの運命は描かれてないが、最初に鶏に托卵していたこと思い出して納得した。

ハッピーイースター!

ついにスーパーでイースターのセールを始めた。ハロウィンは面白そうだと思っているうちに、いつのまにか定着した。恵方巻きは無理だろうと見ていたが、半ばゴリ押しで定着させてしまった。そしてイースターである。

イースターはキリストが復活した日。キリスト教ではクリスマスより重要とも言われているらしい。なんとなく、世界にとってもおめでたい日である。日付は年によって変わり、復活した日が日曜日だったことから、春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日。今年は4月21日である。

イースターは何をする日か?まず掛け声は「ハッピー・イースター」である。家族でごちそうを食べるのはクリスマスと変わらないが、誕生の象徴である卵に模様を描いた「イースターエッグ」を作って飾る。子沢山にちなんでうさぎの置物を飾る。また、
1.エッグハント:家の中に隠した卵を探す
2.エッグレース:スプーンに卵を乗せて走る
3.エッグロール:卵を割らないように転がす
など、イースターならではの遊びもある。

イベントとしては、ニューヨークのイースターパレードが有名らしい。画像(→)これだけ見ると、色使いがビビッドな感じはするが、いまいち何がテーマかわからない。花かもしれない。だとしたら、この時期から順番に庭の草花、続いて桜が咲いていく北海道向きの行事だと思う。ディズニーランドでは、ミッキーたちが、うさぎの耳の頭飾りをつけており、耳が4つになっていた。日本でも、ハロウィンのようにイベントとして定着するかどうかは、これからだ。
ちなみにスーパーでの売出しは、期間中の卵の安売りのほか、スコッチエッグのレシピ紹介とひき肉のセール、その他軽めのパーティ関連食品が打ち出されていた。まだまだ手探り状態のようである。

クリスマスと同じくらい重要なら、イースターにちなんだ曲がたくさんあって、聞いたことくらいはあるのではないかと探したが、うさぎが出てくる童謡がいくつかあるだけで、どれも知らない曲だった。そこでジュディ・ガーランド、フレッド・アステアで大ヒットした、映画「イースター・パレード」の主題歌を聞いてもらいたい。