子どもたちに夢を届けるという触れ込みで、キャラクター・ビジネスをスタート。年間実績を一晩で稼ぐ超効率的な手法と、本来の主役であるキリストに代わってクリスマスの顔となるほどの圧倒的な知名度で、世界中にビジネスを展開する。
1931年、アメリカ最大の清涼飲料会社C-C社と専属契約を結んでからは、伝統衣装を脱ぎ捨て、もっぱらC-C社のコーポレートカラーである赤のユニフォームで登場するが、一方で、競合する企業同士のキャンペーン・キャラクターとして重複して契約するなど、従来のキャラクター・ビジネスの常識を無視した強引なやり方には合法性を疑う声もある。
また、過去数百年にわたって、一切の納税を行っていないことでも知られているが、前述のC-C社をはじめとする無数の企業との契約金の行方について、メディアなどでも一切取り上げられたことがない。背後に、国家を超えた大きな存在を指摘する向きもある。ちなみに中国語では「圣诞老人」と表記する。「怪」からりっしんべん、つまり心を取り去ってることからわかるように、怪しいだけでなく心もない老人という意味だ。

