世界一の勝ち組ジジイ

子どもたちに夢を届けるという触れ込みで、キャラクター・ビジネスをスタート。年間実績を一晩で稼ぐ超効率的な手法と、本来の主役であるキリストに代わってクリスマスの顔となるほどの圧倒的な知名度で、世界中にビジネスを展開する。
1931年、アメリカ最大の清涼飲料会社C-C社と専属契約を結んでからは、伝統衣装を脱ぎ捨て、もっぱらC-C社のコーポレートカラーである赤のユニフォームで登場するが、一方で、競合する企業同士のキャンペーン・キャラクターとして重複して契約するなど、従来のキャラクター・ビジネスの常識を無視した強引なやり方には合法性を疑う声もある。
また、過去数百年にわたって、一切の納税を行っていないことでも知られているが、前述のC-C社をはじめとする無数の企業との契約金の行方について、メディアなどでも一切取り上げられたことがない。背後に、国家を超えた大きな存在を指摘する向きもある。ちなみに中国語では「圣诞老人」と表記する。「怪」からりっしんべん、つまり心を取り去ってることからわかるように、怪しいだけでなく心もない老人という意味だ。

Merry Christmas!

Bach(バック)のトランペット

世界的なトランペットのブランド、Bachの製造風景。金管楽器は金属製でもあり、精密機械のようなものだから、機械的に製造されるのかと思っていたのだが、これを見ると職人の勘や技に頼る部分が非常に多く、ちょっとしたことで取り返しがつかなくなりそうな工程ばかりだ。これに比べれば、言い方は悪いがバイオリンの製作のほうがお手軽な感じがする。

それにしても、組立工程で組み込んだピストンがすっと上がっていくところや、管がはまるところのスムーズさはどうだろう。金属なのに、艶めかしいくらいである。これは欲しがる人の気持がわかる。
ちなみに今夜はクリスマス・イブ。Bachのトランペットを欲しがっている、世界中のおじさんたちに、ポーンと1本買えるようなあぶく銭が入ってきますように。

Bach Trumpet Tour – YouTube

目を瞑って弾いてみる

スティービー・ワンダーやレイ・チャールズなど、ピアノやキーボードには、優れた盲目のアーティストが存在する。バイオリンはどうかわからないが、試してみることにした。音程もめちゃくちゃで、隣の弦を弾いてしまって雑音だらけになるだろうと予測していたら、思ったよりも上手くできた。チューナーが見られないので正確なところはわからないものの、音程もそれほど狂ってないような気がする。隣の弦との角度も案外身についていたようで、引っ掛けることも少ない。これなら、絶えずチューナーや弓の角度をキョロキョロ見ながらより、ずっと集中できて良い。

と悦に入っていたら、キーキーというイヤな音に変わってきた。目を開けると、弓の角度が曲がって、ブリッジに近い部分で弾いていた。要は右手の弓の持ち方がきちんとできていないため、ずれていったらしい。やはり目を瞑ってもできる、という具合にはいかなかったが、きちんとできてない部分がわかっただけ試した価値はあったと思う。