パーカー太陽観測船が18回目の接近に成功

NASAのパーカー太陽探査機は、2023年12月28日に、これまでの接近記録と並ぶ太陽から451 万マイルのところを、同じく最速記録と並ぶ時速39.4万マイルで接近した。
地球とパーカー太陽探査機は異なる軌道で太陽の周りを回っているため、地球から見て太陽の反対側で接近する場合も多かったが、今回は地球から見える側だった。このため、従来よりも早くミッションの成功が確認できたようだ。

余談だが、太陽を挟んで地球のま反対側を同じ周期で公転する、地球とそっくりな惑星があるという説を読んだことがある。SF小説家なにかだろう。もしそういう物があるなら、パーカー太陽探査機以外にも観測宇宙船がある時代に発見されてないはずがない。かもしれないし、宇宙船は狭い範囲に絞り込んで観測しているので、ま反対にあれば見つけられないこともありうる、のかもしれない。せっかくこういう時代に生きているのだから、もう少し物理学や天文学のセンスがほしいところだ。

トップページのヘッダー画像が予約可能に!

WORDPRESSユーザーはとっくに知ってたかもしれないし、自分が気付かなかっただけかもしれないが、いつの間にかトップページのヘッダー画像の入れ替えが予約可能になっていた。本サイトのヘッダー画像(上部にあるタイトル画像)は時々変わる。これはあまり感心しないとも言われているが、自分の勉強兼お楽しみでもあるので、月1回以上のペースで不定期に更新してきた。

記事投稿は事前に書いておいて公開日時を予約できるが、固定ページやヘッダー画像など、大きなイメージに関わる部分は予約できないとばかり思っていた。が、先日「公開」ボタンの横に歯車アイコンがあるのに気づかないまま触ったところ、予約画面が出てきたのである。

最近、ヘッダー画像を更新すると同時に、その画面制作に使ったCG技術などを紹介する新企画を投稿していたが、記事は予約できるが、肝心のヘッダーの更新は手作業なので、どうしても同時アップにはならなかった。が、それができるようになったのである。

これがWORDPRESSの基本機能なのか、現在のテーマについてだけなのか分からないが、少々面倒な思いをしても、アップデートしてきた甲斐があった。こんな世の中でも、物事がマシになる方向に進化している部分もあるのだ。
何のことかわからない人と、そんなの当たり前だろうという人しかいないかもしれないが、うれしかったので。

タイトル画像の話/テーブルクロス

絵画の並ぶ回廊に、イスが一脚とテーブル。足元には深くて暗い深淵が...。というちょっと不気味なCGを作ろうとしたが、深さがうまく表現できなかった。多分、画角や照明の当て方の問題だろう。現実にはありえない光景はCGの真骨頂だが、見たことのないものに対する、作者のイメージ力の限界かもしれない。

さて、技術的にはテーブルクロスが今回のポイントで、シワのより具合など、手作業では造形が厄介な作業を、Blenderが自動的に行なってくれたもの。「物理演算」という技術である。CG空間は上も下もなく重力のない世界で、鉄塊でも空中に置けばそのまま落ちることはない。布のテーブルクロスも同様で、何もしなければいつまでも四角いままで空中にあるが、「物理演算」の機能を使うと、重力があるかのように下に落ちて行って自然にテーブルを覆う。シワのより具合など、実際に覆ったらどうなるかをBlenderがシミュレーションしてくれるのだ。
布の厚みや重さはもちろん、重力の強さなどもユーザーが指定できる。また、水面を揺らした時の揺れ具合、積み重ねた物体が衝突で飛び散る様子など、さまざまなものをシミュレートできる。ただし、布の様々な部分の動きを計算し尽くさなければならないので、この技術が登場したころはかなり高性能なコンピュータが必要だった。髪の毛や動物の毛の動きなども物理演算でなければとうてい表現できないものなので、最初の「トイ・ストーリー」は、ぬいぐるみではなく表面がつるつるのプラスチックのおもちゃが登場する話にしたのではないかと思っている。

その昔にCGをいじっていた頃、物理演算の登場には驚かされたものだ。当時はスーパーコンピュータなどの高速演算環境がなければ出来なかったので、自分には縁がないと思っていたが、Blenderと少々くたびれたPCでもできてしまった。感動的である。昔の自分に自慢したい。

さて、実際の作業の作業は、例えばこんな動画を見るとよくわかる。見てわかるとおり実に簡単な操作だ。長年敬遠していたことが実は簡単にできることがわかる。それもまた、今の時代のいいところだ。