What a Friend We Have in Jesus

チャールズ・コンヴァース(1832-1918 米)による賛美歌。作曲家ではなく、アマチュアだそうだ。

非常に聞いたことのあるメロディである。邦題の「いつくしみ深き」というのは知らないが、他にもいくつか違う歌詞がつけられていて、「星の世界」というのが音楽の教科書にあったバージョンだったと思う。

youtubeにはいろいろな演奏が公開されていて、この古い曲が、今でも多くの演奏家に愛されているのがわかる。その中から特に良かったのがこの人。テンガロンハットにズボン吊り、カフスがたくさんついたシャツ、怒ってるわけではないがちょっと怖い表情。フィドルも弾くが、舐めた口を利く若造にはライフルを突きつけることも...。そんな雰囲気いっぱいの、完璧なアメリカのご老人である。伴奏をしているのは奥さんかもしれない。調律がちょっと外れて、ホンキイトンクな音のピアノがよく合ってる。難しい曲ではなく、高度なテクニックも使わないが、年の功の存在感で聞かせる。こういうのが私の理想だ。

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2 thoughts on “What a Friend We Have in Jesus

  • 5月 31, 2020 at 07:31
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    プロの完璧な演奏はCDでもなんでも聞く機会がありますが、ほどほどの人の、手が届きそうな演奏を聞けるのが、youtubeのいいところですね。同じ曲の、別なプレイヤーや別アレンジ版がすぐみつかるのもいいところです。昔のレコード時代には、かなりのマニアでもそういう聞き方はできなかったと思います。

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  • 5月 31, 2020 at 07:12
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    原曲にこの方独特のアレンジが入ってカントリー感がいいですね。日本の民謡や歌謡曲に見られる「コブシ」のような譜がオリジナルですね。サックスなども歌うようなアレンジは素敵ですよね。トランペットもマダマダですが、特に女性のサックス奏者などの歌うような感情の入れ方は見習いたいですね。

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