We Are The World

ご存知、1985年に実施された、ポピュラー音楽史屈指のビッグイベントである.。「U.S.A. for Africa」と題し、飢餓に苦しむアフリカの貧困層の救済を訴えた。あれから35年で、アフリカは大きく変わった。未だに問題を抱える国はあるが、少なくとも飢餓や貧困でひとくくりに語るのは失礼にあたるほどに発展した。また、当時は身の回りにアフリカのモノを見つけるのが難しいほどだったが、今では日々の食卓にも普通にアフリカの食品が並ぶようになった。政治への介入や大金をつぎ込む支援でなく、我々が普通に暮らすことがアフリカの豊かさにつながるという、無理のない関係ができてきたと思う。

あれから35年たった今、当時作曲にあたったライオネル・リッチーが、コロナパンデミックに揺れる世界に向けて、アーチストを結集させようとしているらしい。当時のように一堂に会してというわけにはいかないようだが。
当時のスローガンは「USA for Africa」だったが、今ならアメリカをまっさきに救わなくてはならないだろう。アーチストもアメリカだけというわけにはいかないだろうが、日本からとなると、誰かいたかな?

「著作権が消滅したジャズナンバーと、その作曲家たち。」/ NAVERまとめ、突然終了

「著作権が消滅したジャズナンバーと、その作曲家たち」という、非常に意義のあるサイトが突然消滅した。LINEの会社で運営していた「NAVERまとめ」というサービスが、何の予告もなく終了したためである。昔から、技術的な面倒なしにウェブサイトを作れるサービスはいくつも登場し、突然終了してきたので、珍しいことではないとはいうものの、そこにあった情報は、本人だけでなく私のようにときおり参考にさせてもらっていた者にとっても、非常に貴重なものだった。

もちろんNAVERまとめに限らず、サービス利用開始時には、主催者の都合でいつでも終了できる旨の規約にOKさせられたはずだが、それが利用する全サイトが突然終了するという意味だとは誰も思わなかっただろう。日本人の感覚では考えられない乱暴さだ。かつてNiftyが同様のサービスを終了させるにあたっては、事前告知から、引越し先の手配まで行った上で終了させた。外国のサービスだと、そのへんの感覚が違うようだ。

外国政府から政治的な圧力があったとも言われているが、そんなことはどうでもいい。自分のドメインとサーバーでサイトを運営しなければ、LINEであれ、FACEBOOKであれ、TWITTERであれ、便利な無料サービスに依存すれば、いつ何時放り投げられても文句は言えない。そういうことが社会常識になってほしいと思う。

ハッピー・ハロウィン!神無月三十一日は百鬼夜行祭

10月31日はハロウィン。アメリカのアニメなどで子供の頃から存在は知っていて、楽しそうだが、日本には定着しないだろうと思っていた。が、近年はコスプレイヤーの頑張りで、全国各地で仮装パレードが行われるほど人気である。昨年見物に行ってみたが、なかなか本格的である。年甲斐もなく、参加するならどういう仮装にしようか、までは考えてみた。実際参加するわけではなくても、考えてるだけでもなかなか楽しい。
が、残念なことに今年の地元のパレードは、コロナで中止らしい。着ぐるみならマスクより安全な気もするが。

ハロウィンはキリスト教ではなく、アイルランドなどの、ケルト人のドルイド教がルーツだという。だから南米など、厳格なクリスチャンの国では行わない。クリスマスはキリストの誕生日をなぜ仏教徒が?という疑問がついてまわるが、紀元前になくなってしまった宗教のおばけ祭りなら、どこの誰がやってもとやかくは言われないだろう。日本ではお祭りと言えば神社のほうが多いが、神道もまたドルイド教と同じく多神教である。そこに通じるものがあったのかもしれない。江戸時代の人がハロウィン・パレードを見ても、「百鬼夜行だね」とあっさり受け入れてしまうに違いない。