日本国憲法について、AIに聞いてみた

今日は憲法記念日。そこで、ChatGPTに「日本国憲法の前文に、民主主義という言葉は出てきますか」という、意地の悪い質問をしてみた。答えは「いいえ」なのだが、なかなか返答がないまま、エラーになってしまった。そこで再度質問してみた結果が下記の通り。

はい、日本国憲法の前文には「われら日本国民は、正義と秩序を基調とする平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、わが国の安全と生存を保持し、文化の発展と福祉を増進することを決意しました。これに反する外圧及び侵略に対し、自ら力を持って臨み、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを誓います。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去することをここに宣言すると共に、人類の福祉と輝かしい文明のために、全力を尽くすことを誓います。」という文章があります。

この前文には直接的に「民主主義」という言葉は出てきませんが、平和、正義、公正、信義、福祉、専制と隷従、圧迫と偏狭を除去することなど、民主主義的な価値観が表現されています。また、日本国憲法第1条には「日本国民は、平和を念願し、尊重される国際社会において、一人ひとりが生き生きと暮らし、国家政治の上でも自由と幸福の基盤を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないように努めなければならない。」という文言があり、ここでも民主主義的な価値観が示されています。

意地悪な質問に対し、見識の高い答えが返ってきて赤面の至りである。特に一度エラーを出すほど考え抜いた上で、直接の文言はなくても、民主主義の精神を宣言しているという判断で「はい」と答えた、そのひとことの重さ。ちょっと感動的だった。

「挫折」の探究

哲学っぽくて大げさなタイトルだが、実は最近自分で考え出した画像検索を利用した遊びのこと。やり方は次の通り。

1.適当な単語をGoogle翻訳などで各国語に翻訳する。
2.出てきた、各国語の文字をコピー
3.画像検索でペーストして結果を見る

というだけのものだが、国民性や文化の違いだろうか、同じ言葉で微妙な表現の違いがあって面白い。最初に「挫折」という単語で試したので、この遊びの名前にしている。ちなみに「挫折」という単語で出てきた各国の画像は次のような感じだった。世界の多様さの一方で、地域ごとの統一感も感じられて、下手な比較文化論より面白い。

英語 オーバーに頭をかかえこむポーズ。予想通りのアメリカンな絵柄
アラビア語 モノトーンっぽく、静かで詩的な画面が多い
ウクライナ語 見知らぬアニメの画像。そういうタイトルの作品が流行ってるのだろう
イタリア語 文中の1カットではなく、文章込みでデザイン作品として仕上げてある画像が多い
ヒンディー語 地面や床に体育座りで、頭を抱え込んでいる人物が非常に多い
韓国語 欧米人が頭を抱えるポーズをとっている。韓国人がほぼ登場しない。
ポルトガル語(ブラジルなど)ポーズや表現が多様で、傾向を一括りにできないが、頭を抱えたポースはある
日本語 なぜか男ばかりだった。頭を抱えたものもあるが表現は割と多彩。妙に説得力を感じるものが多いのは、自分の中の国民性に訴えるところがあるのだと思う
中国語 簡体字にしても日本と同じ文字なので、全く同じ画像が並んでしまった。同じ漢字でも、文字コードは違うと思っていたのだが。ちょっとおどろいた。

AI画像生成で、ジョークサイト

昨日はエイプリルフール。毎年恒例のウソ記事は、「ショッピング・クエスト」と銘打って、AI画像生成を駆使したMMORPGゲームサイトを作ってみた。「ショッピングカートを押す、フルアーマーの騎士」などという、大喜利みたいなお題でもちゃんとそれなりのものを作ってくれるのには驚いた。参加者がファンタジックな役割に扮する一種のSNSを想定したのだが、テキストベースでいいならオープンソースのもので、本当にできてしまいそうだ。そのうち、メタバースだってできてしまうかもしれない。出来上がりは見た通りのシロモノだが、作るのはなかなか楽しかった。まったく大した時代になったものである。

※ジョークサイト作成にはそれなりの時間がかかり、その間にもいろいろな分野でAIを使ったサービスが始まった。IT分野では絶えず新しいシステムが登場しているが、こんな風に一気にブーム化するときは要注意だ。サービスの数は多いが、大元で演算しているのは2~3社のシステムにすぎない。世の中のさmざまな情報に、一斉に何らかのバイアスがかかってしまわないとも限らない。もちろん過信は禁物だ。大昔、コンピュータが登場したばかりの頃、「コンピュータが計算したものだから間違いない」と言う者がいたそうだ。後世、「あんなものに、大切な情報をまかせていた」と笑いものにされるということも、ありえなくはない。

※「not by AI」のバナーを出した矢先にこんなことをやってるのは少々問題だが、主旨的にOKにしてくれないかな。