意味が逆になった言葉

世間一般で、正しい意味とは逆の使い方をされている言葉がある。

拙速:
1.急いだせいで、しくじること。(一般的な使われ方)
2..上手ではないものの、スピーディに対応したせいで結果オーライなこと(原義)
もともとは孫子にある言葉。下手なやり方だが急いだおかげで勝てたという戦はあるが、ゆっくり巧みに勝ったというのは、聞いたことがない。という意味。

パフォーマンス:
1.言葉だけ、見せかけだけで中身のないアピール(一般的な使われ方)
2.実質、実体、本質のこと(原義)
ただし、コストパフォーマンスという場合は、実質という意味で使われるが、cost performanceという英語があるから。

ホウレンソウ:
1.部下は報告、連絡、相談を欠かしてはならない(一般的な使われ方)
2.上司は、いつも部下から報告、連絡、相談をされるようでなければならない(原義)
たしかそのはず。提唱した人が自らそう言っていた文章を読んだ覚えがある。

確信犯:
1.悪いとわかっていることを、ぬけぬけとやる人のこと(一般的な使われ方)
2.全く悪意はなく、正しいと確信して犯行に及んだ犯罪者。
れっきとした法律用語として定義されている。例えば、相手の健康のためと信じて疑わないで誤った民間療法を行い、傷つけてしまったというような場合らしい。悪いとわかっていてやるのは、確信犯ではなく普通の犯罪者である。

というような話をその昔に書いたことがある。どちらが正しいなどと言い張ってもせんないので、自分では使わないようにしていたが、ついに辞書にも両方の意味が載るようになった。まさに言葉は生きているというやつである。ちなみに、最初におかしな使い方に気がついたのは、たいてい政治家のインタビューだった。

モスクワ/アドミラル・マカロフ/シェヘラザード

ロシアのミサイル巡洋艦「モスクワ」に引き続き、フリゲート艦「アドミラル・マカロフ」も撃沈されたらしい。こうなるとまぐれや偶然ではなく、対空システムが崩壊しているということだろう。だとすれば、ロシア艦隊は今後も艦船を失い続けるかもしれない。
ところで船といえば、ぷーさんの所有する、世界第13位のスーパーヨット「シェヘラザード」がイタリアによって差し押さえられたらしい。2019年にできたばかりで、建造費は910億円。その分を対空システムの整備に当てれば、モスクワが沈むこともなかったような気がするが、軍事費であれなんであれ、自国のために自腹を切っていては、独裁者とは言えないのだろう。

ちなみに、独裁制イコール悪政のように言われるが、世界には独裁国家のほうがずっと多く、善政が行われているところも少なくない。特に途上国、弱小国なら、選挙を実施して議員に報酬を払い、議会を開催する費用があったら、海外留学経験のある王様と代々国に尽くしてきた大臣が、その金でさっさと学校の建設を決めてしまったほうがずっといい。時間と金がかかる民主政治は金持ち国用の高級品のようなもので、我々は幸いにもその恩恵に預かっているが、そうできない国を見下すのはちょっと嫌味かなとも思う。
彼の国のぷーさんも独裁者だから悪いのではなく、単に暴君が悪政を行っているのが問題なのだ。

縮尺はだいたいOKのはず

Universal Analytics 来年7月で終了

Google Analyticsの現行仕様である、universalAnalyticsが来年7月でサービスを休止する。定点観測のツールは仕様が変わられると困るのだが、無料なので仕方がない。ざっと説明を読んだところでは、ユーザーは新しいG4仕様の環境を設置しなければならない。来年7月までは両立てだが、それ以降はG4しかデータ収集しなくなるらしい。データの収集項目も変わるようだが、過去データが引き継がれるのかどうかなどは、これから説明文を読んで理解しなければならない。正直ちょっと面倒くさい。

Google Analyticが初めて登場したときは、これほどまでのものが無料で使えることに感動した。そして個人や店舗、小企業など、ウェブサイトを公開している知り合いには、とにかく毎日Analyticsを見るように勧めた。Analyticsのどこをどう見るのか、どの指標が大切なのかは、各々の業種やサイトのコンテンツによって違うし、そもそも設置直後はデータがないので何も表していない。そんなものを「騙されたと思って」に近い、最低であやふやな説明で納得してもらってきたのだ。

幸いなことに、それを真に受けてAnalyticsを観察し続けたサイトは、相応の成果を得ている。Analytics登場以前は、大企業であってもそこまで精緻なデータを観測していたわけでもなかったので、同じラインからスタートを切り直したようなものだから、ややもすると小規模でトップが業務の隅々まで見ているような業種ほど、このデータから大きな成果が得られた。これは今でも変わらないだろうと思う。むしろ小規模経営なのにデータも見ないようでは、話にならないだろう。

そのAnalyticsが大幅モデルチェンジとなれば、自分も含めて混乱が予想される。質問されることも増えるだろう。そのためにも公開された説明は隅々まで読んで理解しなければならない。時間はまだあるというものの、新しい用語もいくつかあるようだ。湧き上がる怠け心に、戒めとしてブログのメニューにカウントダウンを設置した。