ジェローム・カーン(1885~1945)の作品。演奏は、偉大なジョン・コルトレーンの息子ラヴィ・コルトレーンである。息子がいてジャズをやってることは知っていたが、あまり聞く機会はなかった。それがyoutube時代となると、時を超えた親子共演もできてしまう。さてラヴィ氏の演奏だが、確かに晩年のコルトレーンを引き継いだような音色や表現である。この曲のプレイとしては少々気負いすぎてるような気もするが。
オールド・ファッションというと、「古臭い」という意味の他に「昔かたぎ」というニュアンスもある。年寄り扱いされるのは好きじゃないし、老害扱いされたらおしまいだと思うが、昔かたぎの人という風には呼ばれてみたい気もする。
こちらは父のジョン・コルトレーンによる「I’m Old Fashioned」。有名だから、あえて何も言わない。
そうですね。若い割にはスローテンポ過ぎですかね。
スタジオやステージ演奏と、ダウンタウンフェスの野外演奏とは音響も違うとは思いますが、血を継いでいる息子とは言え、やはり父親の音のほうがいいですね。何かが違うのでしょうね。
無理に親の音楽をなぞろうとしてるような気もしますね。時代に合った、新しい音楽でもいいんですが。