著作権期限が切れた名曲を紹介する「パブリック・ドメイン名曲集」。第2回目に紹介するのは、ウォルター・ドナルドソン(1823-1947)「マイ・ブルー・ヘヴン(私の青空)」。以前エノケンの歌で紹介した。今回はそれに比べると、ずっとモダンでパンチのあるアレンジの動画を紹介する。
著作権は作曲者の死後50年有効なので、ウォルター・ドナルドソンの曲はすべて解禁されていることになるが、残念ながら知ってる曲はなかった。ちなみに日本でレコードが発売された時は、旧仮名遣いだから、レーベルには「あほ空」と書いてあった。
危ない熱中症対策
こんなネットの記事を読んだ。
エアコンの効いた部屋で、気分が悪くなったので病院へ行ったら、熱中症で脱水症状だと言われた。紅茶を十分飲んでいたはずだというと、カフェインには利尿作用があるから意味がないと言われたという。
危ない危ない、自分も似たようなことをやってた。冷やした緑茶を飲んでいた。血圧が高いと利尿作用のあるものは、とにかく体に良いと思ってしまう。また、利尿作用を甘く見ていた。飲んだ水分がご破算になってしまうほどだとは思わなかったのだ。
フライト(2012年アメリカ映画)
監督は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のロバート・ゼメキス、主演は「マルコムX」のデンゼル・ワシントン。
いきなりあらすじで恐縮だが、アメリカ国内線の機長、ウィトカー(ワシントン)は、海軍上がりで腕は良いが、アルコール中毒でしかもコカインの常習者。その日は、突然機体の故障で操縦不能になるが、奇跡的な技術で回避し、わずか数名の犠牲者だけで済ませた。機長は英雄として脚光を浴びる一方、当日の行動への疑惑も深まり...。
この作品のテーマは「嘘」である。悲しいかな我々自身も仕事で、あるいは家庭生活で、時々嘘をつく。嘘をついておけば丸く収まることも少なくないし、周囲からそれを期待されることもある。ウィトカーの場合も、会社の雇った優秀な弁護士が、事故調査委員会での査問が、ごく形式的なもので済むように根回ししていた。そういう手配をした同僚・上司は、同時に友人でもある。彼がちょっとした嘘をつくだけで、自分だけでなく、多くの人が助かる。大人ならそういう時は、良心の呵責をぐっと飲み込んで嘘をつき通すところだ。が、たったひとつ、最後の最後に小さな嘘をつくことができずに...。
これは、ドラマであれ映画であれ、日本では絶対に作れない作品だ。旅客機の機長がアル中&ジャンキーというだけでも、どこからか待ったがかかる。しかも事故後に保身のために駆け回り、暴力や暴言で知人や家族からも見放されるような主人公は、日本では絶対共感を得られない。実際日本公開時も、普通の航空サスペンスであるかのように広告され、アル中と薬物には一切触れられなかった。ちょっとフェアではないが、それもまた誰かの、仕事のための小さな嘘かもしれない。

